さてそれで次はドリフト量を0.001から0.01に増やします。
さて今度は「ハーフェレ・キーティングの第2地球を使った実験」で検出可能なほどの時間の遅れがでるでしょうか?
(sqrt(1-((20*10^-7*cos 2x-0.01)^2+(20*10^-7*sin 2x)^2))-sqrt(1-((10*10^-7*cos x-0.01)^2+(10*10^-7*sin x)^2)))/(2pi) をxが0から2πまでの範囲で積分
「表示桁数を増やす」での答えは
1.5001500168787510・・・*10^-12 <--ドリフト0.01
対して
1.5000015000035625・・・*10^-12 <--ドリフト0.001の場合
これを例によってnsに直します。
44.9*60*60*10^9*(1.5001500168787510*10^-12)
https://ja.wolframalpha.com/input?i=44.9*60*60*10%5E9*%281.5001500168787510*10%5E-12%29
答えは
242.48424872828131164ns <--ドリフト0.01
対して
242.4602424605758425ns <--ドリフト0.001の場合
242.4600000003030375ns <--ドリフトなしの場合
ドリフト0.001に対する増加量は
≒0.024006ns
ドリフトなしに対する増加量は
≒0.0242487ns
ドリフト量0.01Cではまだ「ハーフェレ・キーティングの第2地球を使った実験」では検出不可能の様です。
という事で次はドリフト量を0.1C(=光速の10%)まで増やします。
(sqrt(1-((20*10^-7*cos 2x-0.1)^2+(20*10^-7*sin 2x)^2))-sqrt(1-((10*10^-7*cos x-0.1)^2+(10*10^-7*sin x)^2)))/(2pi) をxが0から2πまでの範囲で積分
「表示桁数を増やす」での答えは
1.5151706457336524・・・*10^-12 <--ドリフト0.1
それに対して
1.5001500168787510・・・*10^-12 <--ドリフト0.01の場合
これを例によってnsに直します。
44.9*60*60*10^9*(1.5151706457336524*10^-12)
https://ja.wolframalpha.com/input?i=44.9*60*60*10%5E9*%281.5151706457336524*10%5E-12%29
答えは
244.91218317638757393ns <--ドリフト0.1
対して
242.48424872828131164ns <--ドリフト0.01の場合
242.4602424605758425ns <--ドリフト0.001の場合
242.4600000003030375ns <--ドリフトなしの場合
ドリフトなしに対する増加量は
≒2.452183ns
増加量がようやく一けた台に乗りましたが、たぶんこれでは誤差にかくれて検出は不可能でしょう。
でまあ最後にドリフト量0.2Cの場合を計算しておきます。
(sqrt(1-((20*10^-7*cos 2x-0.2)^2+(20*10^-7*sin 2x)^2))-sqrt(1-((10*10^-7*cos x-0.2)^2+(10*10^-7*sin x)^2)))/(2pi) をxが0から2πまでの範囲で積分
「表示桁数を増やす」での答えは
1.5628254869342246・・・*10^-12 <--ドリフト0.2
に対して
1.5151706457336524・・・*10^-12 <--ドリフト0.1
これを例によってnsに直します。
44.9*60*60*10^9*(1.5628254869342246*10^-12)
https://ja.wolframalpha.com/input?i=44.9*60*60*10%5E9*%281.5628254869342246*10%5E-12%29
答えは
252.61511170804806434ns <--ドリフト0.2C
対して
244.91218317638757393ns <--ドリフト0.1の場合
242.48424872828131164ns <--ドリフト0.01の場合
242.4602424605758425ns <--ドリフト0.001の場合
242.4600000003030375ns <--ドリフトなしの場合
ドリフトなしに対する増加量は
≒10.155112ns
増加量が二けた台に乗りました。
さてこの量を「ハーフェレ・キーティングの第2地球を使った実験」で検出可能でしょうか?
ページを改めて検討したいと思います。
ちなみに「ドリフト量が0.2C」という事は「太陽系が属する銀河系全体が宇宙全体=CMBパターンに対して0.2Cで移動している状況」という事になります。
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