西澤さんの作品をめぐって授賞作品を競り合った(!)
『きものサロン』の副編集長とベテラン編集者のおふたり。
帯部門の今年の最優秀賞は
上田環江さんの作品。
これもすごい。
友禅で御簾がかかっている部分と
かかっていない部分を描き分けているのです。
生地の織りがストライプになっているわけじゃないのですぞ。
御簾がかぶっているほうの秋草は、
生地の裏から濃い色目の染料で描いています。
若冲の画にヒントを得たそうです。
これは小倉貞右さんの梅の帯。
すてきでしょ?
3月25日(金)は
高田馬場で授賞式でした。
比佐子さんの講評を聴くお三方。
左から熊崎さん、小倉さん、高橋さん。
秋櫻舎ではもうお馴染みの面々であります。
しかしこの3ショットはある意味で貴重だ。
この会場の前には大きな桜の木があって
毎年花は満開か、散りはじめくらいなのに
今年は一つも開いていないのです。
今年は花が遅いって本当なのね。
とにかく。
早くあたたかくなりますように。