今日の秋櫻写

こちら新宿都庁前 秋櫻舎

お酉さんの絢爛熊手

2013年05月24日 20時36分02秒 | きものでお出掛け

いいご陽気。
日が落ちれば風が吹くのだけど、
その風がちょうどいい塩梅。
今日は月もちょっとスモーキーで艶がある。


さて先日の「おおあさトークショー」の写真を。




午前中はまず浅草というか、正確には入谷なのだが、
鷲神社と長國寺へ。

ワタシ、恥ずかしながら
東京で最も有名なお酉さまに行くのは初めて。

鷲神社の裏は、その昔吉原が広がっていた
ということは知っていた。

ちょうど三社祭の日だったので、
あたりにはお囃子が絶え間なくきこえ、
はっぴや半纏姿の老若男女がうろうろしてる。
みんなやっぱりニコニコしてる。




本殿にはビッグなお多福が。
みんなこれをご利益があるようにと
撫ででいく風習があるそうで、黒光りしてた。



神紋は太陽(九曜紋)と月(月星紋)。
提灯にみえるのは月のほう。
おそらく中の丸は北極星だろう。

神社の方がいろいろ解説をしてくださったのだけど、
ひと通り話し終えると、社務所へと我々を誘う。

草履を脱いで奥に進むと・・・

きゃああああ!!!



超巨大な熊手が!!!




すごいでしょう!!!
すごすぎて間尺がおかしくなるでしょう?!

絢爛の美といってもよい。
なにせ迫力が半端じゃない。
遠くからみてもすごいのだが、近くでみるともっとすごい。
こぼれおちそうな縁起物の数々。

ふってくるぞーー!




真ん中にはお多福と鷲。




比佐子さんと林先生。
人が入ると、その巨大さがよく分かると思う。

これまで見たビッグ2は、
江戸東京博物館と都庁にある熊手。

「あのふたつより大きいんですか?」
「はい」

さすが本家本元。
入口から搬入できないので12年に1回の新調の際は
職人連中がこの場で制作するのだそうだ。



古い形の熊手。
お多福と稲穂、紙垂(しで)が施してある。
このデザインはいっしょに行ったみなさんにも
とても人気があった。
素敵よね。




お多福のない古い形のシンプルな熊手。
手にしているのは今回説明してくださった神社の方。
餅肌だったなあ。




それからお隣の長國寺へ。

明治の神仏分離令により、鷲神社とこの長國寺に
分かれたのだそうだ。


そこから渋谷へ移動してトークショー。



大入りだった。感謝。




麻のことを古語では「総(ふさ)」という。

だから千葉の上総や下総、房総といった地名に
「総」がつくところは、麻をはじめとする様々な技術を
教え伝えた産業技術集団、阿波忌部が移り住んだ証なのだという。




千葉にある阿波忌部ゆかりの神社に見られる
水引きのかたち。



麻の粉末を入れた和ろうそくの販売も。
これ、なんとも神秘的な水色の火を灯すのだそう!




10月には徳島で麻の大イベントを開催。
林先生、張りきってます!


第2回 日本麻フェスタ in 阿波」
10月5日(土)~6日(日)


比佐子さんもゲストコメンテーターとして出演します。
よって詳細は追い追い。


そして明日はつれづれ。


「比佐子つれづれ」

5月 25日 (土) 13:30~16:00
会費 3,150円 お茶・おやつ付
会場 秋櫻舎



明日は天気は上々のよう。
みなさまのお越しをお待ちしております


さいごはこれ。



この前、課外授業で訪れた八丈島で
コーディネーターをしてくださった岩崎由美さんが
秋櫻舎にいらして。
ワタシたちにと持ってきてくださったお土産。

かーわい。
黄八丈にくるまれた豆ざんす。
早速ケータイにつけた。
由美さん、ありがとうござーい♪

どうでもいいけれど、コーディネーターと書くと
いつもターミネーターが頭に浮かんでしまう。


というわけで。
明日のつれづれのきものを準備せねば。
まあ、単だなー。

あ、そうだ。
明日は満月ですわよ。








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