今日の秋櫻写

こちら新宿都庁前 秋櫻舎

台湾写真日記 1

2014年05月25日 21時38分40秒 | きもの

まずはお知らせです。

「秋櫻きもの塾 第二期」
6月7日(土)、15日(日)、29日(日)、7月5日(土)

定員になりましたので締め切ります
予想以上のお申込みでした。
今回もまた参加できなかった皆さまには
どうぞ次の会をお待ちくださいますよう
よろしくお願いいたします。


次はこれを。

今更と思うなかれ。
ちょうどこの頃の台湾は
単からちょい夏物くらいのシーズンだったので。
それではざっと参ります。


2014年3月17日(月)~20日(木)
中谷比佐子と行く『日台交流きもの 親善大使ツアー』

まずは羽田空港にて。



みなさま、おきものです。
これから飛行機に乗ります。

台湾は暑かろうと、東京はまだ完璧に肌寒いので、
この出発ロビーの時点ではコートを着用。

着いたその日はホテルへチェックインして
荷物なんかを簡単に片づけてロビーへ。
そしてタクシーに分乗していざディナー。







「金品茶茶樓」にて台北発の食事。
見よ、このみなさまのお顔を!
のっけからものすごい量を、ものすごい速さでたべたという(笑)
台湾ビールもおいしーい!

みんなきものなので、他のテーブル席のお客さまからも
大注目だったけど、それもまた楽し。

あと丸い回るテーブルを囲んでたべる料理は、
その後どのレストランへ行っても、
ばんばん注文して、次から次に皿が来て、
それをわしわしたべて、で、たべたらさっさと帰る!
こういうテンポとノリで動いていた。



食事のあとは、希望者だけで「士林夜市」へ。
アジアの夜は原色にさんざめく。
高揚するテンション。
まだホテルに戻る気になんてなれない!

熱気ムンムン。
夜空には満月がぴかーん。
そう、初日はフルムーンだったのだ。




屋台なのだけど、蒸しパンかな。
おじさんが異様に原始的な器具を使って
一個一個つくってるの。

Kさんが買ってくれて、それをみんなで
回したべしたのだけど、素朴な味でとてもおいしかった。
でも東京だと、きものを着てこんな行儀の悪いことは
なかなか大っぴろげにできない。
旅だわ、旅!



こんな食堂が所狭しといっぱい連なってて、
誰かかんか人が入って、何かたべてるの。




いかにも台湾な飲み物を売ってるお店。
お茶とかタピオカ系とか。
KさんとTさんが飲んでみるー!と
冷たいお茶を2種類オーダー。
ひとつはひたすら苦いお茶。
苦い、でも変な味じゃない、
おまけに体に効きそう、というような味。




大きな広告は韓流美容整形。しかも男子向け。
それとこの手の南国フルーツ屋台も沢山あった。

きれいでしょー。
きれいなの!

知らないフルーツも一杯あって、
ぜんぶ試食させてくれるというね。




これもOさんが大人買いしたのを
みんなで立ち食べ(笑)




夜市の中心にあったお寺。
境内のなかは超ド派手でキッチュで
見ていて飽きなかった。
境内の前の階段には人が大勢座っていて
なにか屋台で買ったものをたべたり、
前方に大きなスクリーンがあって
そこで上映されてる映画をみてたり。
どこか妖しくて、やたら赤色で、エネルギッシュで。
ひと昔前の日本の祭りの日の夜みたいだと思った。



タクシーでホテルへけーる。

そう、帰りに乗ったこのタクシー。
ワタシは助手席に座ったのだけど、
ちょうど運転席と助手席の間に
本物のおーっきなカサブランカが活けてあったのだ!

実用的にはすごく邪魔なんだけど!
なぜかものすごーーーく素敵な台湾を実感したワタシ。
だってカサブランカ。しかもこのサイズ。
造花じゃなくて、生花で、真っ白で。
ちょうどいい香りがタクシーの中に漂うの。
異国情緒をもっとも感じたタクシータイム。
こういう感覚って日本には絶対ない!


次の日はメインイベント。
「交流協会」で比佐子さんの講演会。
我々は親善大使を務める場。



少し早めに会場に入って、
打ち合わせをしたり集合写真を撮ったり。



比佐子さんは、
龍の帯に片身替わりのバサラきものだった。



パワーポイントを使いながら、
左は同時通訳の方、右は今旅の総ディレクターの山岸さん。



講演の後半かな、全員が壇上に上がり、
それぞれのきものを解説していく。

色留に訪問着、小紋、江戸小紋、袴など
みなさん趣向を凝らしたきものをお召しになってて
台湾人のお客さまも、日本人のお客さまも興味津々。

そして改めて思ったのは、
振り袖の力はすごいということ。
圧倒的な華やかさがあるのだ!!
19歳のMちゃん、どうもありがとう
また物真似してね!




お客さま。
大入りだった。

謝謝。



ゲストのカヤ先生。
台湾の舞踊の先生なのだけど、
日本の茶道も教えておられるのだ。



急きょ、カヤ先生にモデルになってもらい、
比佐子さんの夜桜の訪問着を、
皆さまが見ておられる前で着つけることに。

カヤ先生、立居振舞がとても美しいの。




八掛にひそかに描かれた徳利のモティーフが
台湾でも大そうウケた。
夜桜といえば、花見。
そこにかけているのだけど、こういう遊び感覚は
国境を超えますな。



終わってから記念写真。
台湾の日本語学校の先生(日本人)と生徒さんたち(台湾人)。
色々質問責めにあったけれど、それに答えつつ、
湯文字や体の構造の今昔に触れねばならないところでは
月経血コントロールについて熱く語りましたわ!




終わってからは「太平洋SOGO」へ。
この写真いいでしょ?すきなの。

建物や空気は台湾なんだけど、
その中にきもの姿があってたのしい。




バイク天国。





デパ地下に飲み物とバナナを買いにきたのだった。
台湾のバナナがおいしいと聞いていたので。

ワタシたち、デパートの中でも
非常に注目を浴びておりました(笑)
とくに面白かったのがエスカレーターに乗ったときで。

各階の売り子さんたちが全員ぽっかーんとした顔で
エスカレーターといっしょに動いていくワタシたちを
見ているのが、こちらからよーく見えるの。
どの階もいつも同じ風景になるので、
もうおかしくておかしくて。

でも、まあ、そりゃそうか(笑)



最後にホテル「福華大飯店」のロビーで一枚。
この後も、夜の街へご飯をたべにいくのだった。







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