今日の秋櫻写

こちら新宿都庁前 秋櫻舎

晩夏と初秋のきもの

2011年09月08日 22時21分36秒 | きもの

おひさしぶりです。
どうしたものやらですが・・・忘れないでね!

ちょっと言い訳しておくと、
例のうふふーな撮影に入っちゃったのと、
11月の比佐子つれづれ課外授業(長野県・飯島にある
塩漬け繭のスペシャリスト、志村明さんの工房へ行く会)、
そして毎年恒例の12月の比佐子つれづれスペシャルの企画やら
準備やらでてんやわんや道まっしぐらなので。

ええー、そんなこと云っても、
比佐子さんは毎日書いてるじゃなあーい、

そんな声が聞こえてくるけど、
まったくもってそのとおりなのだけど、
比佐子さんは別格なので。
書くのが異様に速いし!


ええと、それではまず
さらにキュートになってしまった
佐藤愛さんから。








アンティークきもののコレクターでもあるめぐみさん。
マイサイズの新しいきものを作りたいという長年の思いと、
一目ぼれがぴたっとあって、ついに高橋孝之センセの
墨流しのおきものを作られたのだった。

ピンクの地色に、ピーコック(孔雀の羽)の柄に
ふさわしい、水色や黄色やオレンジやむらさきの
色とりどりの墨流し染めのきもの。
単で、お袖はめぐみさんの好みに合わせて長めにして、
長襦袢は絽の金魚柄。




めぐみさんも仕立て上がりを見た瞬間、
きゃあと大感激してくれて、うれしいったらなーい!

この日、めぐみさんがお連れくださった、
補正下着界では超有名なRue de Ryu(リュー・ドゥ・リュー)の
龍多美子さんも大絶賛。

「めぐみちゃん、色っぽ~~い。今までで一番いいわよぉ」

ちなみに龍さんは湯文字レッスンを受けに
来てくださったのだけど、
レッスンの前にまずは湯文字を購入と
紅絹のセットをお見せすると、

「いいじゃな~い」

満面の笑みと、この屈託のない開口一番!

龍さん、大人のかっこいい女の塊みたいな感じで
好感度も感度も高すぎ!
おまけにスタイルよすぎー!
補正下着を語るにあって、
龍さん自身が説得力そのものだと思う。

で、龍さんも西洋下着の本物のプロフェッショナルなので、
比佐子さんの湯文字レクチャーも、入っていき方がなにせ速いし、
そのツボはきっちり正しいしで、ああ、やっぱり入る道は違っても、
見える境地は同じなんだなあと再認識してしまった。

真理の数って多くはないのだ。

リュー・ド・リュー
http://www.ruederyu.com/profile/

ちなみにこの日、めぐみさんが締めたのは
姐さんが締めていた熱帯魚の帯。
なので、姐さんはこの撮影の間は、
伊達〆を巻いたしどけない恰好をしてます。


お次は文楽。



簑助夫人を挟んで武田さん&比佐子さん。

偶然にも武田さんがお召しになっているのも
高橋センセの墨流しのきもの。
それにウルシで波を手描きした帯。
比佐子さんは夏結城に、秋虫の友禅帯。

比佐子さんも書いているけれど、
文楽って会場に来ているお客さまの
きものコーデをみるのもたのしみなのだ。

写真で撮ると、写真映えしないので
ぴんと来ないかもしれない。
でもきものを着る人なら分かると思うけど、
実物で見ると、何とも云えない妙味の色と素材、
控えめなのにすごく素敵というような着姿の方が多いのだ。

そんな中でも、贔屓目抜きで
この3人は目立っておりました。
謹んでご報告しておきます。


そういうわけで。
明日もロケ。

月がきれい。
ものすごくきれい。

ふぁいとっ。