おひさしぶりです。
どうしたものやらですが・・・忘れないでね!
ちょっと言い訳しておくと、
例のうふふーな撮影に入っちゃったのと、
11月の比佐子つれづれ課外授業(長野県・飯島にある
塩漬け繭のスペシャリスト、志村明さんの工房へ行く会)、
そして毎年恒例の12月の比佐子つれづれスペシャルの企画やら
準備やらでてんやわんや道まっしぐらなので。
ええー、そんなこと云っても、
比佐子さんは毎日書いてるじゃなあーい、
そんな声が聞こえてくるけど、
まったくもってそのとおりなのだけど、
比佐子さんは別格なので。
書くのが異様に速いし!
ええと、それではまず
さらにキュートになってしまった
佐藤愛さんから。
アンティークきもののコレクターでもあるめぐみさん。
マイサイズの新しいきものを作りたいという長年の思いと、
一目ぼれがぴたっとあって、ついに高橋孝之センセの
墨流しのおきものを作られたのだった。
ピンクの地色に、ピーコック(孔雀の羽)の柄に
ふさわしい、水色や黄色やオレンジやむらさきの
色とりどりの墨流し染めのきもの。
単で、お袖はめぐみさんの好みに合わせて長めにして、
長襦袢は絽の金魚柄。
めぐみさんも仕立て上がりを見た瞬間、
きゃあと大感激してくれて、うれしいったらなーい!
この日、めぐみさんがお連れくださった、
補正下着界では超有名なRue de Ryu(リュー・ドゥ・リュー)の
龍多美子さんも大絶賛。
「めぐみちゃん、色っぽ~~い。今までで一番いいわよぉ」
ちなみに龍さんは湯文字レッスンを受けに
来てくださったのだけど、
レッスンの前にまずは湯文字を購入と
紅絹のセットをお見せすると、
「いいじゃな~い」
満面の笑みと、この屈託のない開口一番!
龍さん、大人のかっこいい女の塊みたいな感じで
好感度も感度も高すぎ!
おまけにスタイルよすぎー!
補正下着を語るにあって、
龍さん自身が説得力そのものだと思う。
で、龍さんも西洋下着の本物のプロフェッショナルなので、
比佐子さんの湯文字レクチャーも、入っていき方がなにせ速いし、
そのツボはきっちり正しいしで、ああ、やっぱり入る道は違っても、
見える境地は同じなんだなあと再認識してしまった。
真理の数って多くはないのだ。
リュー・ド・リュー
http://www.ruederyu.com/profile/
ちなみにこの日、めぐみさんが締めたのは
姐さんが締めていた熱帯魚の帯。
なので、姐さんはこの撮影の間は、
伊達〆を巻いたしどけない恰好をしてます。
お次は文楽。
簑助夫人を挟んで武田さん&比佐子さん。
偶然にも武田さんがお召しになっているのも
高橋センセの墨流しのきもの。
それにウルシで波を手描きした帯。
比佐子さんは夏結城に、秋虫の友禅帯。
比佐子さんも書いているけれど、
文楽って会場に来ているお客さまの
きものコーデをみるのもたのしみなのだ。
写真で撮ると、写真映えしないので
ぴんと来ないかもしれない。
でもきものを着る人なら分かると思うけど、
実物で見ると、何とも云えない妙味の色と素材、
控えめなのにすごく素敵というような着姿の方が多いのだ。
そんな中でも、贔屓目抜きで
この3人は目立っておりました。
謹んでご報告しておきます。
そういうわけで。
明日もロケ。
月がきれい。
ものすごくきれい。
ふぁいとっ。