
森見登美彦さんの「太陽の塔」を読みました。
この方の小説、まだ二冊しか読んでいませんが、大好きです。
なんというか、青春の無意味だけど楽しい時間を思い出させてくれるから。
以前は「四畳半神話体系」を友人に借りて読みました。
森見さんの小説は京都が舞台なので、京都大好きの私におすすめしてくれたのです。
確かに、面白かった。
今回も、京大生が主人公。
部屋は、いつも四畳半。そして、叡山電鉄方面、
色々と地名が出てくるたびに、京都の街に思いをはせ、
そして主人公の繰り広げる妄想と奇妙な友人関係に笑いをこらえ…。
支離滅裂な感じがしますが、妙に懐かしい感じがするのは、
私もやっぱり学生時代、部屋にこもってみたり、いろいろ勝手な思索をしてみたり、
バイト先の仲間とつるんで夜中まで意味もなく語りあったり、
そういう日々を思い出すからでしょうか。
と、この本を読んでいる最中、有楽町の三省堂でまた一冊森見さんの本を買ってきてしまいました(^^)
そしていつの間にか京都へ思いをはせ、行く予定も今はありませんが、
旅行会社の京都のパンフをもらってきてしまい、熟読。
どうやら、また新しいホテルがいくつか開業したようで、泊ってみたいと思うのでありました(^^:)
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