経験者しかわからない思い…

おはようございます。
との菌です。(*^_^*)

いつもありがとうございます…

臨床検査技師として業務する毎日…

【経験者しかわからない思い】を教えてもらいました

先日 採血をしていました

【〓〓さん、こちらへどうぞ…】
(採血テーブルに案内する)

【お名前確認しますね】
【〓〓〓美です】
【ありがとうございます】

(この女性の採血項目にはAセットと腫瘍マーカーが記載されている)

Aセットと言っても 定食ではない…

腫瘍マーカーがでているだけでも 少し話がしづらくなる

【〓〓がん】を宣告され 心身的に引き摺っているかもしれないからです
(話をしながら反応をみます)

告知はされているとは思いますが

受けた心の傷は大きかったはずです

私の身内にも【がん】を告知されてる者もいます

その当時は酷い落胆で 見ていられなかったのを思いだします
誰もが同じ思いで落胆するはず…

もう可哀想とか言うレベルではないから
残りの人生のために【早く立ち直る】ことを願います

この女性は 当時のことを話してくれました…

【なんで私が…】
【まさか…がん？】 【助からない？】

いろんなことを考えたそうです

いろんなことのうち…考えることはほとんどがマイナスなことが多いでしょう

そんなとき…
周りにいてる人も 本人も 本当に大変だと思います

腫瘍マーカーは…
今の【治療の効果判定】に使われています

また【再発のモニター】として使われています

治療の一つである抗がん剤はかなりキツイだろう

副作用として
〓髪が抜ける
〓吐き気、吐く
〓食欲低下
〓全身倦怠感
などがあげられます

腫瘍マーカーの採血結果が 良い数値を維持されているなら

会話はしやすいんですけどね…

普段よく見かける【糖尿病】採血患者さんとは 会話のしやすさは雲泥の差です

以前、年配の方で… 【もう年やからな】って【がん】を受け止めていた人もいる

しかし、この女性は まだ若かったため

余計に話しづらかったです

普段 お話しながら 気を紛らわせ 採血する私にとって…

無言に近い採血は いろんな意味でキツイですね

人は誰もが病気になります

病気を選ぶことはできませんが…

自分の生活習慣の悪さからの【がん化】は避けたいものです