患者さまからいただいた感謝のことば(臨床検査技師)

臨床検査技師として理学療法士の先生方と業務する中で、患者さまと会話しています。そんな患者さまのつぶやきを話します。

血液中に潜む菌…

2014-06-01 05:29:31 | 病気
おはようございます。
との菌です。(*^_^*)

今日は臨床検査技師として検体検査業務をしていました

今日一番の印象は…
【血液培養】のグラム染色…の仕事が頻繁にあり 目立ちました

ボトルと名付けられた容器の中に(栄養分を混ぜた液体)患者さまから採集した一定量の血液を注入(雑菌が入らないように手技はシビアにされるべきである)します

何日間か大型孵卵器に入れて置くと 血液中に少しでも菌がいると 増殖されるものである

今日は いくつかのボトルが【菌が増殖してきた】アラームが鳴り響く…

ボトルの血液を少量採集し 【グラム染色】の手技の下で菌に色を着けて顕微鏡で 菌のグループ分けをするのです
(グラム陽性菌、陰性菌)(球菌、桿菌)である

そのグループ(菌)に合った抗生剤を治療に使います

【菌血症】である

考えたらわかると思いますが 体の中に菌が いると あちらこちらで悪さを始めるんですね

発熱…
ショック症状…
下痢… 嘔吐…

患者さまにとっては大変な変化である

最悪 死に至る場合もあるため 入院→抗生物質で菌をたたく という表現はどうだろう…

採血なら データが異常値を示した→主治医に報告 それに値する

菌が生えてきた→しかも血液中にである→即 主治医に報告である

人は発熱に弱いので 本当に大変だろうと思います
早く抗生物質で治療→良くなって退院して欲しいと感じる今日この頃です