トラカリコン!

「虎・借り・コン!」。虎の威を借りた狐。虎の威を借りて吠える狐が私…。虎が何であるかは、本人にもわからない。

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安倍内閣の支持率不調から空想(途中経過)

2007-02-23 22:48:03 | 政治や経済
小泉前首相着任の頃、テレビはほとんど見ていなかった。新聞は朝夕読んでいたけど、内容の大半は私の脳みそに届いてなかった(睡眠と栄養が不足していたんだよ~)。だから、当時の大人気の理由はあまりわからない。経験上、小泉さんみたいな話し方をする人と関わるとろくなことがない、という程度の感想はある。以下も、相変わらず独断と偏見です。小泉首相は初期に、日本は今やばい状況にある!…と言ってのけたのが良かったんじゃないかな? 野党、特に左系である共産党や社民党がそう言ってると、「共産主義的・社会主義的にはね。でも、資本主義的にはOKなのよ。それが現実」と思ってないか(「25歳以下なのに共産主義者でなければ心がない・25歳過ぎなのに共産主義者であるのは頭がない」というような言葉があったはずだ)?与党との違いがくっきりしない民主党がそう言ってると、「実際に政府をやった経験が少ないからねえ…。まあ、こまめに噛み付くしかないんだよね」と思ってないか(「今回はいけるかな?」という動きがまた尻すぼみに終わる現実)?…(主語は「私」じゃないです)しかし。3代続いた自民党政治家の家系の出の首相が、やばい(すみません。もっとまともな言葉遣いであったはずです)と断言したんだよ。なんだかまずいことになっていそうだなあと不安を感じていても、日々に紛れ、周囲は平穏だし。自分より政府などの方が詳しいのだし。狼少年みたいなことをしなくても…。そんなもやもやが、すっきり。そうかやっぱり困ったことになっている!前政権時代にある程度「かたがついた」という手応えを経験できていたら、「やるべきことをやれば変わるものだな」と思えたのだろうけど。郵政民営化と道路公団「改革」の印象が派手・かつ・消化不良で。しかも、そのまま失速した感じ。で、次の安倍内閣は先祖返りというか。「自分達に任せておけば、悪いようにはならないからね」というか、「政府や行政はこれまでの方向とだいたい同じでいけるからね」と言ってるみたいに思えるんだ。運良く景気が回復してきたと言われている。そうならば、このままなし崩しになんとかなるのかもしれない。日本の状態はどうなのかをはっきりさせてから考えられないのかなあ。「これからどうする」だけじゃなくて、「これまでどうだったか・今どうなのか」も把握する必要がある。そもそも、国の財政制度は、予算の獲得までが華やかで執行の分析がおろそかな仕組みであるように思う(例えば財務省内で予算と執行のどちらが出世コースか?)。何はともあれ、複式簿記で決算資料を作ってみればいいのに。勘定科目・内訳科目はもちろん、コードの発番も。電算でデータを拾い上げていろいろな資料を作る。政府や行政よりも速さがたぶん切実な企業がやっているんだから、有効だと思うんだけどな…。はっきりさせるとさらにまずいことになる(外国が資本を引き上げるとか・資産家が日本を脱出してしまうとか・たくさんの国々からなめられるとか)から敢えてやらない、とか?でも小泉前首相ははっきりさせたいみたいだったから、ということはそうでもない? いや、世襲の、つまり親の代から日本の実情に詳しいはずの自民党政治家達が国内にとどまっているんだから大丈夫だよね(実は夕張市みたいなことになってないよね)?それならやろうよ~。一般会計と特別会計の連結(外郭団体ももちろん入れるのよ!)決算・貸借対照表と損益計算書・決算予想。で、「出生率が低下した場合の引当金」や「アメリカから自衛隊派遣をまた頼まれちゃった場合の引当金」とかを計上してみるの。

ゴマフアザラシ

2007-02-23 22:47:40 | ヒト以外の生き物たち
胡麻斑あざらし。だが子供時代はぶちがない。真っ白ふわふわ。そして黒目がちな、まさに「氷上の天使」(誰が言い始めたんでしょう)。こんなにかわいいのは武器だわ…。哺乳類も鳥類も、赤ちゃんはみんな丸顔で黒目がちで声もかわいいのか? 生涯の弱い時期にかわいい姿が与えられているなんて、うまくできている。だが、このかわいさ、実のお母さん以外には無駄であるらしい。よその子が寄ってくると、お母さんは長い爪で殴って(ひっかいて?)傷だらけにしてしまう。威嚇レベルではなく、本気で殺傷する。実のお母さんはかわいがってくれる。離乳期には寒い海にもぐって捕まえた魚をせっせと食べさせてくれる。赤ちゃんはまるまると太り…。厚い脂肪が寒さから守ってくれる。「今後のこともあるから、お前も自分でお捕り」と言っているのか、お母さんが漁、いや、まず泳ぎから教えようとする。海から頭だけ出して、氷上の我が子を誘う。だが、子供は嫌がる。根負けしたお母さんは今日も一人で魚捕り。子供はますます育つ。ぶちが浮かび髭は伸び目付きも大人になって、太ったおっさんのようだ。でも、まだ海に入ろうとしない。氷上でごろごろしてると、お母さんが魚を運んできてくれる。おっさんは食っちゃ寝食っちゃ寝を続ける。自活のきっかけはこんな感じ。おっさんは育って重くなっている。下の氷が割れてしまう。おっさんは海中に落ちる。仕方ないので泳ぐ。お母さんが泳ぎ方を見せる。次は魚捕りだ。こうしておっさんは独り立ちしていく。お母さんお疲れ様。(ずいぶん前のテレビ番組より)