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多発性骨髄腫20年

2025-04-22 17:05:09 | 多発性骨髄腫と共に

 多発性骨髄腫発症後もうすぐ20年目を迎えます。

 思い返せば最初の兆候は痰でした。それも淡い緑色をした痰でした。おそらく免疫不全だったのでしょう。次は骨折です。クシャミをした途端に腰椎がピシッと鳴ったのが圧迫骨折の始まりでした。やがて圧迫骨折は腰椎から胸椎まで6か所に及び、更には背骨の痛みが加わって眠るにも苦労しました。横寝以外の如何なる姿勢でも痛みで眠れなかったのです。

市内のA病院に入院して調べること2か月、原因掴めず隣市のB総合病院で血液内科を受診したその場で「多発性骨髄腫」と告げられたのでした。自己造血幹細胞移植1回と半年の入院の後、自宅に戻りました。折しもこの病気の新薬が複数認可された時期に重なったことはラッキーでした。お陰様で完治には至らないまでも、必ずしも「死に至る病」ではなくなりつつある様です。

今は12週毎に通院していますが、多発性骨髄腫の為の薬は飲んでいません。腰から胸にかけての幅広コルセットを巻き、杖を突いての生活ですが、このまま命ある限り再発無しで行けるよう願っています。