コロナ禍の中で公職選挙の投票率が落ちています。私自身も今まさに期日前投票さえ出来ずにいます。会場で感染する危険性のあるデルタ株の猛威に怖気づいているのです。重症化、死のリスクさえ感じています。選挙権を得てから50余年、初めての棄権です。
ワクチンは既に2回接種済ですが、高齢で抗体の出来が悪いことに加え、免疫疾患で更に抗体が出来にくいためです。更にはブレイクスルー感染もあり得ます。郵便投票制度はありますが、要介護5の人、新型コロナ感染者で宿泊・自宅療養者だけに限定されていて対象外です。
昨年11月の米国大統領選挙では郵便投票によるものがかなりありました。トランプ氏は不正投票疑惑の筆頭に挙げて攻撃していましたが、コロナ禍の下で投票率を上げる手段であったことは確かです。
我が国も大至急郵便投票、ネット投票等の在宅投票手段を拡充しましょう。今のパンデミックはまだ収束が見通せません。また将来新たなウィルスの流行もあり得ます。投票率が低いままでは民主主義が成り立たなくなります。国民の総意の反映が望めません。決してこれを放置してはならないのです。