より良き明日の為に

人類の英知と勇気を結集して世界連邦実現へ一日も早く

ウラジーミルに告ぐ

2022-04-15 17:47:57 | より良き世界のために

 ウラジーミルという名前はロシアを中心とした地域に多い男性の名前です。私のかつての職場にも同じ名前のロシア人がいました。彼に名前の意味を問うと恥ずかしそうに手で顔を隠すのです。「世界をリードする」という意味の名前に負けているということでしょう。一方で「世界を征服する」という意味にもなります。ウラジーミル・プーチン、君はこちらで生きていませんか。

 君のこの度の暴挙の動機は分かっています。ロシアの英雄と呼ばれたいのでしょう。そして大統領として永く君臨し続けたいのでしょう。その為にはクリミア半島と東部ウクライナをロシア領とし、ウクライナを中立化しなければなりません。東欧の自由化・民主化はドミノ倒しの様にロシアに迫っています。つい先日もフィンランドとスウェーデンがNATO加盟の意向を表明しました。これがウクライナに及べば、次はロシアです。何故ならロシアには多くのウクライナ人が住み、ロシア人と混然一体になり、その自由化・民主化圧力でロシア国内での強権政治が潰えてしまうからです。そうなれば君は失脚することでしょう。そして新生ロシアは国連改革の先頭に立つべきです。先ずは拒否権の無い安全保障理事会にしてください。

 2月24日以降国外に逃れたウクライナ人は4百数十万人、その殆どが老人、女性そして子供です。死者は未確定ですが、ウクライナ国民とロシア兵を合わせて万単位にのぼることでしょう。そのすべてが、君のせいであり、君の責任であり、君の罪です。君は東進するEUとNATOのせいにしていますが、自由と民主主義を求める民衆に罪はありません。

 いま君にウクライナの人々の声は届いていないでしょう。私が代弁します。

 ウラジーミル、私は道端の死体だ!後ろ手に縛られたままなので縄をほどいて欲しい・・・。

 ウラジーミル、私の命は半分死んだ!あの日数人のロシア兵に性暴力を受けてから・・・。

 ウラジーミル、優しかった母を返して!私をかばって撃たれた母を・・・。

 ウラジーミル、勇敢だった父を返して!前線から帰ってこない父を・・・。

 ウラジーミル、祖母を返して!足が悪くて一緒に逃げることを諦めた祖母を・・・。

 ウラジーミル、祖父を返して!あの齢で戦うと言って残った祖父を・・・。

 ウラジーミル、娘を返して!産院で出産中に孫と共に殺された娘を・・・。

 ウラジーミル、息子を返して!人に喜ばれる仕事をしたいと言った息子を・・・。

 ウラジーミル、孫を返して!私たちの希望であり、宝物だった孫を・・・。

 ウラジーミル、お隣の家族を返して!地下室に隠れて生き埋めになった彼等を・・・。

 ウラジーミル、我が家のワンコとニャンコを帰して!置き去りにするしかなかった・・・。

 ウラジーミル、我が家の窓辺を返して!夏はひまわりの花を飾ったあの明るい窓辺を・・・。

2月24日以降、世界中でロシア非難のデモが吹き荒れる中、ロシア国内にも反戦デモがありました。当時朝日新聞が掲載した写真には白いズボン姿の女性が警官数人に取り押さえられていました。泣いていた彼女を含めて参加者は全員命がけだったでしょう。彼等は今どうしているでしょうか。心配でなりません。

 ウラジーミル、君に告ぐ、政治家の最も大事な使命は民衆の命と生活を守ることです。その民衆には他国の人々も含みます。このグローバル化した現在において自国の利益のみを求めて他国に軍を向けることは許されません。EU 、NATOそしてウクライナに対して要望があるなら話し合うことです。お互いの損得を案分した結論を求めるべきです。

ウラジーミル、君に告ぐ、直ちにウクライナから兵を引きなさい。そしてウクライナとロシアと世界の人々に謝りなさい。


ロシアのウクライナ侵攻と国連改革

2022-03-05 19:32:35 | より良き世界のために

 ロシアは2月24日、ウクライナに侵攻しました。理由はウクライナ東部2州の親ロシア勢力がウクライナ当局から弾圧され命も奪われているというものです。仮にその主張が正しいとしても、国連憲章に照らせば、現在のウクライナはれっきとした独立国であり、武力で攻め入ることは許されません。不満があればあくまでも交渉で解決するしかありません。

 ここでロシアのプーチン政権がこの暴挙を決行するに目を付けたと思われる国連の弱点を幾つか挙げてみます。

  • 世界の警察官不在

そもそも現在の国連に警察力はありません。これまで世界の警察官を務めてきた米国が昨夏のアフガニスタンからの無様な撤退でリタイヤしました。今の米国民は厭戦気分に満ち、自国ファーストが大勢となっています。プーチン政権はそこを突いたのです。

 世界の警察官は本来国連の役割ですが、現在は影も形もありません。安全保障理事会の常任理事国に拒否権を認めているために、今回のウクライナ戦争停止案もロシア1国の反対で葬られました。国連改革ではこの安保理の拒否権を無くして民主化し、安全保障を含む幅広い行政機関とすべきでしょう。そしてその下に警察力としての国連軍の設立が必要です。

  • 世界で最大の核兵器保有国はロシア

プーチン政権は核兵器使用も辞さないと示唆しておけば、この戦争に武力介入する国は無いと見切っています。

世界の核兵器数が下げ渋っている現状も国連の力不足です。昨年1月に核兵器禁止条約が発効しました。これで核兵器を持つことが世界の不道徳になったのです。しかしこの条約に署名しない国はその制約を受けません。本来は改革後の国連総会が立法機関となって核兵器禁止法を定め、罰則をもって世界中に守らせなければならないのです。そうして始めて核兵器廃絶が実現します。

  • 化石燃料と原発

冬はドイツをはじめとする欧州でロシア産の化石燃料の需要が高まります。14年のクリミヤ半島併合もこの季節でした。偶然とは思えません。欧州がロシアに文句を言い辛い季節をプーチン政権は狙ったのでしょう。88年以降地球温暖化防止は国連組織の中で協議されてきました。しかし政府間パネルや締約国会議の形だったので徹底されませんでした。世界最大の温室効果ガスを排出する中国と米国は最近までこれに背を向けてきました。そして今の世界各国の努力目標値を重ねても2050年での温暖化抑制目標は達成できない見込みです。

またウクライナには事故を起こしたチェルノブイリ原発や欧州最大規模のザポリージャ原発などがあります。この度ロシア軍がこれらを占拠し、火災なども発生しました。爆発事故にならないかと世界を恐れさせるのもプーチン政権の策略でしょう。

 化石燃料に起因する地球温暖化防止と、原発廃炉及び放射性廃棄物処分は共に改革後の国連で法律化し、強制力をもって規制しなければなりません。

 

 この度のウクライナ侵攻におけるプーチン政権の真の狙いは権力の維持でしょう。プーチン氏は現在69歳。憲法上は2036年まで大統領でいられます。その為には現行の独裁体制、強権体制が続かなくてはなりません。そこでネックになるのが欧州からの自由・民主主義ドミノです。ウクライナの民主化、更にEU加盟はウクライナ人が多く住むロシアの独裁・強権政治にとっては深刻な脅威なのです。

 改革後の国連ではこの様な政権を認めてはなりません。政敵や批判的な人物を薬物などで暗殺したり投獄したりを繰り返せばやがて取り巻きはイエスマンだけになります。その挙句今回の様な暴挙にもこれを諫める人物がいないのです。独裁者個人の判断力には限界があり、間違えることも多々あります。国民の多様な意見を取り上げる民主政治ならその危険は少ないでしょう。これはプーチン政権だけではありません。中国の共産党独裁政権、北朝鮮の金王朝、ミャンマーの軍事政権、ベラルーシの独裁政権なども同様です。

 今この時も世界中でロシアを糾弾する反戦デモが続いています。そしてそれはロシア国内にもあります。彼等にとって、ロシア当局に捕まれば長期拘束や拷問、最悪死をも覚悟しての、まさに命懸けの抗議です。彼等を支えるためにも、今私たちも立ち上がらなければなりません。

 1945年の国連設立から77年が経ちました。当初予定されていた国連軍がうやむやになるなど、この長い間に改悪はあっても大きな改善はありませんでした。私たち人類はあまりにも怠惰ではありませんか。私たちの子孫が緑あふれる地球で、戦火に怯えることなく、飢えと差別に苦しむことなく暮らせるように、国連組織をもう一段階改善して彼等に手渡しましょう。一日も早く・・・。


朝三暮四の愚

2021-12-29 16:37:33 | より良き我国のために

 皆さんは「朝三暮四」という中国の故事をご存知でしょうか。中国宋の狙公が猿を飼っていて、その猿たちに栃の実を朝三つ晩四つ与えると言ったら猿たちは怒ったが、朝四つ晩三つにすると言ったら喜んだという故事です。目先の利にとらわれて、結局は同じ結果であることを理解しないことの例えです。この話は朝から晩までで完結しますが、私は幾つもの世代を超えるレンジの長い話として考えてみます。

 10月末の衆院選挙では与野党問わず公約は大盤振る舞いでした。消費税減税や現金給付などです。財源は全て赤字国債ですから子や孫に借金を背負わせることになります。しかしコロナ禍のパンデミック下で収入が途絶え、死を選ぶ人が増えている中ではやむを得ない施策と言えます。世界各国も同様に国債を発行して国民の命と生活を守ろうとしています。

 問題はパンデミック以前2019年の政府総債務残高(対国内総生産(GDP)比)で日本は世界最悪の235%、先進7か国(G7)ではイタリア135%、アメリカ108%、フランス98%、カナダ87%、イギリス85%、ドイツ59%です。日本のこの惨状の原因は何でしょうか。日本は財政法第4条で「国の歳出は、公債又は借入金以外の歳入を以て、その財源としなければならない」つまり借金財政不可としています。しかし1975年大平蔵相は赤字国債を発行しました。「万死に値する」とはその際の大平氏の言葉です。その懸念は当たり、その後ほぼ毎年度赤字国債の発行が続いて今日の巨額借金に成長したのです。その間にこの度のコロナ禍の様な非常時が続いたならまだしも、十年前に東日本大震災があっただけの平常時が続く中で漫然と積み上げた借金でした。

 国民が選挙で政権を選ぶ民主主義国家では、選挙を前にした政党は競って有権者の耳に心地よい政策を掲げます。例えば安倍内閣の2度にわたる消費税増税延期がそれです。逆に政府は有権者が反発する政策は選挙後に持ってきます。例えば憲法9条を解釈改憲した安倍内閣の安全保障法強行採決がそれです。

 財政法4条を守らず、借金を膨らませる政権を漫然と選び続ける日本の有権者は「狙公の猿」と似ていませんか。自分たちが稼ぎだす以上の浪費生活を謳歌して栃の実4つを食べ続け、その返済の為に3つしか食べられなくなる子孫のことは考えないのです。

 最近は現代貨幣理論(MMT)を唱える人がいます。インフレにならない限り、自国通貨での国債発行を続けても国家破綻しない、という考えです。著名な経済学者や政治リーダーでこの理論に与する人は見当たりませんが、コロナ禍以前の我が国の財政政策はまさにMMTそのものです。

 このところ米国などの先進国がコロナ禍を脱して経済が上向き、インフレになって量的緩和の収束と利上げを見据えています。その結果日本の金利が相対的に下がり、円安を招いています。現在の日本は円安のメリットよりも食糧や石油の輸入の際のデメリットが多いので物価高つまりインフレとなるでしょう。それは取りも直さずMMT理論の「インフレにならない限り」という前提が崩れることであって国家財政破綻に繋がるのです。

 話は変わりますが、我が国の原子力発電政策にも有権者の「狙公の猿」ぶりが見られます。政府は原発が運転中に二酸化炭素(CO2)を出さないクリーンエネルギーだとして2030年での電源構成原発比率を20~22%とし、以後はゼロを目指すとしています。しかし原子燃料製造時と使用後の放射性廃棄物は10万年保管が必要です。その廃棄物は稼働すればする程増えて行きます。今を生きる有権者は比較的安い(と政府が言う)原発エネルギーを使えます。つまり栃の実4つです。以後10万年に至るまでの子々孫々は原発エネルギーを使えず、我々が残した放射性廃棄物の管理だけを続けます。つまり栃の実3つです。

 福島第一原発事故を引き起こしても尚原発に依存する現政権を選ぶ我が国の有権者は「狙公の猿」度が高いのです。一方ドイツは日本の原発事故を見て脱原発を選びました。来年には残った最後の原発も停止します。「狙公の猿」度は略ゼロと言えます。栃の実1つを半分に割って、今を生きる自分たちと子々孫々共に3つ半を公平に分けようとしているのです。

 我が国の有権者の皆さん、「狙公の猿」から脱却しましょう。我々を「狙公の猿」と見くびって赤字国債を当て込んだ甘い話で票を集めようとする政党の顔を思い切りひっかいてやろうではありませんか。


オミクロン株侵入阻止の徹底を!

2021-11-28 18:01:57 | より良き我国のために

 南アフリカで25日に発表された新型コロナウイルスの変異型オミクロン株は免疫をすり抜ける能力を持ち、これまでに開発されたワクチンが効かない可能性を秘めていると言われています。既にこの数日で南アフリカ周辺国、欧州ではドイツ、チェコ、イギリス、イタリア、ベルギー、アジアでは香港で感染が確認されています。まさに燎原の火を見るような広がり方でデルタ株を超える強敵です。

 欧州各国は感染国との往来を遮断、検査体制の格段強化などで完璧に近い水際作戦を取りました。これに対して我が日本は今回も遅れています。南アフリカとその周辺9か国からの入国者に対して10日間の待機を義務付けただけです。そもそも入国を認めるだけでも危険であり、かつ新型コロナウイルスへの基本対応である14日間の待機に満たない中途半端なものです。

 日本政府の対応の遅れは最近の感染者数激減による慢心でしょうか。来年1月から再開予定のGoToトラベルへの悪影響を避けたいのでしょうか。はたまた航空会社を含む旅行業界に忖度しているのでしょうか。しかしその遅れの為に多くの命が失われる危険性が高いのです。欧州諸国に劣らぬ完璧な水際作戦を取るべきです。

 加えてファイザー社を含む国内外の製薬会社には一日も早くオミクロン株対応のワクチンの開発と量産、出荷を要望致します。


与党に投票する皆さんへ

2021-10-28 17:41:40 | より良き我国のために

 私の知人Aさんは数年前に内蔵がんを患い、遠く離れた都内の公立病院で手術して回復しました。その際地元の自民党国会議員の紹介を受けたというのです。「国公立病院には与党国会議員の紹介が効く」とのことでした。知人Bさんは数年前、職場のOB会報に「政府主催の桜を見る会に参加しました」と書きました。職業上顕著な功績があった訳ではないので有力な与党国会議員の推薦枠に入った後援会員と言ったところでしょうか。知人Cさんは「やはり地元に自民党国会議員が居て良かった。道路が良くなった」と言いました。国会議員が地元の為に「我田引水ならぬ引道」するのは当たり前と考えているのです。

 私が彼らの与党国会議員への投票行動を問題にするのはそれが彼らの個人利益や地元利益に結び付いている点です。「後援会員でいれば何かの時に役立つ」、「上級国民になれる」そんな意識が潜んでいないでしょうか。議員側にとってその様な有権者は好都合です。持ちつ持たれつの関係を築けて厳しい批判は受けないからです。まさに悪代官と越後屋の関係と言えます。

桜を見る会の安倍氏の後援会はこれに近いですね。一昨年は約800人に膨らみ、前夜祭では安倍氏側の金銭補填を受けた様ですが、二階自民党前幹事長は「議員が後援会を大事に思うのは当然」と弁護し、安倍氏の元秘書で下関市長の前田氏は「地元の方々に喜んでもらうことが悪いのですかね」と言いました。彼らには公職選挙法の理念など全く眼中に無いのです。

三日後に迫った総選挙で自民、公明両党とその候補に投票する予定のあなた!あなたは上記のAさん、Bさん、Cさんではないですか。もしYesなら、あなたの投票行動は現与党に白紙委任するに等しくなります。現与党は民意を得たとして憲法9条改定を目指します。それを見た周辺国は我が国が平和主義をかなぐり捨てたと思うことでしょう。更に現与党は敵基地攻撃能力保持を目指します。それを見た周辺国は先んじてそれを破壊しようとすることでしょう。それらは我が国を巻き込む戦争への序章となります。あなたは76年前に終わった戦争の悲劇を再び体験したいのでしょうか。あなたの子供や孫にそれを味合わせたいのでしょうか。そうでないなら是非立憲民主党を中心とする野党連合に投票願います。野党を政権交代可能な勢力になる迄育てていただきたいのです。そして米国や欧州の先進国の様に頻繁に政権交代が出来る体制を作ってください。どうぞ宜しくお願い致します。