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東海第二原発延長稼働阻止の為に!

2018-07-20 19:46:15 | より良き我国のために
 原子力規制委員会は現在「日本原子力発電株式会社東海第二発電所の発電用原子炉設置変更許可申請書に関する審査書案に対する科学的・技術的意見の募集について」と題した一般意見募集中です。「設置変更許可」とは稼働後40年経った二号機を更に20年延長稼働するための申請で、規制委員会は先日概ね不都合なしと判断しています。

 数百ページにわたる申請書の中で、申請者である日本原子力発電は地震、津波、火山の様な自然災害から外部侵入者、敷地内への(原子炉建屋直撃でない)飛行機落下炎上などの人為災害まで列挙して対策を講じています。規制委員会もその対策を概ね妥当なものとして評価しています。

 しかし申請者は対策が極めて難しいか、対策に莫大な費用が掛かる様な事態は想定していません。例えば外部からミサイルが飛来して原子炉建屋に激突する事態、テロによりハイジャックされた航空機が原子炉建屋を直撃する事態などです。

 そこで私は昨日概ね下記の様な意見提出をしました。
 1.「『67ページ 2.人為事象の抽出』において外部組織からのミサイルが原子炉建屋を直撃する事態の想定が抜けています。我が国を大混乱に陥れようと企む外部勢力にとって、首都圏にあって半径30km圏内に96万人という国内最大の人口を擁するこの原発を狙わない手はありません。この事態への対策が必要です。」

 2.「『88ページ 発電所敷地内における航空機落下による火災』において建屋外に落ちた航空機の火災への対処は講じています。しかし航空機が原子炉建屋を直撃する事態の想定がありません。単なる墜落事故ならその確率は極めて低いでしょう。しかしテロや自殺など故意のハイジャックでは航空機が原子炉建屋を直撃する確率は100%に近くなります。彼等にとって上記1.と同様この原発を狙うメリットは十分です。この事態への対策が必要です。」

 私は原発技術の専門家ではないので上記2件が規制委員会の要求する「科学的・技術的意見」に合致するかどうか分かりません。或は無視されてしまうかも知れません。しかしそれでも延長稼働に反対する姿勢を示したいのです。もしあなたが私と同じ考えをお持ちであれば、是非同じ行動をお願いします。例えば上記2件の意見とほぼ同じ文章でも良いと思います。勿論あなたが原発技術の専門家であれば更に適切な反対意見を書いて頂けるものと期待致します。

 この意見募集には下記のURLから応募できます。募集期限は8月3日です。どうぞ宜しくお願い致します。
 https://www.nsr.go.jp/procedure/public_comment/20180705_01.html