【あそぶ】
≪一覧≫
遊ぶ・游・遨
遊
625-1 形声。音符は、斿。
斿は、[方人](エン、吹流しをつけた旗竿の形)と 子 を組み合わせた形。= 旗竿を持つ人の形
氏族霊の宿る旗をおし建てて出行する事⇒ 斿
∴「遊」・「游」の元の字
旗には、神霊が宿るので、神霊が「行くこと」、
気ままに行動すること ⇒ 遊・遊行
∴「遊行」:ぶらぶら歩く
斿に、行くの意味の、辵(辶) が加えられ ⇒ 遊
泳ぐの意味の、氵 が加えられ ⇒ 游
∴共に「あそぶ」の意味
「あそぶ」とは、= 神が自由に行動すること
↓のちに
人が興の趣くままに行動して「たのしむ」の意味
<斿>色々
蝣 ~ 蜉蝣:かげろう~蜻蛉、陽炎
游
870 斿+氵(水)
氏族霊の宿る旗をおし建てて出行する事⇒ 斿
∴斿:旗の吹き流し類い 「はたあし」の意
部族の地を離れ外遊すること ⇒ 游
∴“游泳(ユウエイ)”の字にも用いる
●“斿”にからむ文字は、旗がたなびくように人が
「ぶらつく」の意味を持っている。
古くは、斿、遊、游は、みな通用されていた。
遨
331
形声。音符は、敖。
敖は、長髪の人の屍を架してさらす祭梟の俗(サイキョウのゾク、首祭り)で、その呪霊を呵して(笑いものにして)種々の呪詛(ジュソ、共に「のろう」)を行っていた。
註:“梟”は「ふくろう」~首だけがグルグル回る
梟首(きゅうしゅ)
:処刑した人の首を木にかけてさらすこと。
また、その首。さらし首。獄門。
その呪霊が出てうろつくこと ⇒ 遨
∴遨遨:元は、神霊のうろつくこと
日本では、古く「あそぶ」とは、狩猟を意味した。
獣はもと霊的な化身のもの、霊のあそぶものとされていた為である。
【総評】
中国語では“玩”、日語本的には「もてあそぶ」が一般的。
水遊びでは、“游泳” “遊”は、中国ではまず用いれれない。
≪一覧≫
遊ぶ・游・遨
遊
625-1 形声。音符は、斿。
斿は、[方人](エン、吹流しをつけた旗竿の形)と 子 を組み合わせた形。= 旗竿を持つ人の形
氏族霊の宿る旗をおし建てて出行する事⇒ 斿
∴「遊」・「游」の元の字
旗には、神霊が宿るので、神霊が「行くこと」、
気ままに行動すること ⇒ 遊・遊行
∴「遊行」:ぶらぶら歩く
斿に、行くの意味の、辵(辶) が加えられ ⇒ 遊
泳ぐの意味の、氵 が加えられ ⇒ 游
∴共に「あそぶ」の意味
「あそぶ」とは、= 神が自由に行動すること
↓のちに
人が興の趣くままに行動して「たのしむ」の意味
<斿>色々
蝣 ~ 蜉蝣:かげろう~蜻蛉、陽炎
游
870 斿+氵(水)
氏族霊の宿る旗をおし建てて出行する事⇒ 斿
∴斿:旗の吹き流し類い 「はたあし」の意
部族の地を離れ外遊すること ⇒ 游
∴“游泳(ユウエイ)”の字にも用いる
●“斿”にからむ文字は、旗がたなびくように人が
「ぶらつく」の意味を持っている。
古くは、斿、遊、游は、みな通用されていた。
遨
331
形声。音符は、敖。
敖は、長髪の人の屍を架してさらす祭梟の俗(サイキョウのゾク、首祭り)で、その呪霊を呵して(笑いものにして)種々の呪詛(ジュソ、共に「のろう」)を行っていた。
註:“梟”は「ふくろう」~首だけがグルグル回る
梟首(きゅうしゅ)
:処刑した人の首を木にかけてさらすこと。
また、その首。さらし首。獄門。
その呪霊が出てうろつくこと ⇒ 遨
∴遨遨:元は、神霊のうろつくこと
日本では、古く「あそぶ」とは、狩猟を意味した。
獣はもと霊的な化身のもの、霊のあそぶものとされていた為である。
【総評】
中国語では“玩”、日語本的には「もてあそぶ」が一般的。
水遊びでは、“游泳” “遊”は、中国ではまず用いれれない。