カネログ~日々もくもく~

カネモク社員が日々感じたことを“もくもく”っと綴っていきます。
あくまでも個人的お気楽ブログなので、どうぞあしからず!

真夏の流星

2008-08-07 | Weblog
『流星が輝いている間に願い事を3回唱えると、その願いが叶う!』

夏の風物詩で三大流星群の一つ、ペルセウス座流星群が12日夜に出現ピークを迎える見通しとなり、国立天文台は11日夜から15日朝まで、夏休み中の親子などに観測を呼び掛ける「流れ星を数えよう」キャンペーンを行う。流星を見た時刻と場所、個数をインターネットで報告してもらう。
今年は月が沈んだ後の真夜中すぎから明け方まで観測がチャンス。日本全国どこでも、大都市から離れた夜空が暗い場所なら、肉眼で1時間に30個を超える流星が見えるかもしれないという。(時事通信)

詳しくは 「夏の夜、流れ星を数えよう」キャンペーン

流星(「流れ星」とも言います)とは、宇宙空間にある直径1ミリメートルから数センチメートル程度のチリの粒が地球の大気に飛び込んできて、大気と激しく摩擦を起こし、高温になると同時に光って見える現象です。
彗星はこのようなチリの粒を軌道上に放出していて、チリの粒の集団は、それを放出した彗星の軌道上に密集しています。彗星の軌道と地球の軌道が交差している場合、地球がその位置にさしかかると、チリの粒がまとめて地球の大気に飛び込んできます。地球が彗星の軌道を横切る日時は毎年ほぼ決まっていますので、特定の時期に特定の流星群が出現するわけです。
このとき、地球に飛び込んでくるチリの粒はみな同じ方向からやってきます。それぞれのチリの粒はほぼ平行に地球の大気に飛び込んできますが、それを地上から見ると、その流星群に属している流星は、星空のある一点から放射状に飛び出すように見えます。流星が飛び出す中心となる点を「放射点」と呼び、一般的に、放射点のある星座の名前をとって「○○座流星群」と呼ばれます。ペルセウス座流星群の放射点は、ペルセウス座γ星の近くにあります。
流星の出現数ですが、流星群の放射点が地平線付近にあるときには、流星はほとんど出現しません。流星群の活動が同じだと仮定すると、放射点の高度が高くなるにしたがって流星の出現数は多くなります。(国立天文台)


小笠原諸島 自然と人の共存とは

2008-08-07 | Weblog
小笠原諸島が日本に返還されて今年で40周年。

小笠原諸島は、昭和43年6月26日に米軍の統治下から日本に返還されました。
 戦前の小笠原諸島には、最大で7,000人以上の人が豊かな自然の中で暮らしていましたが、太平洋戦争が始まり、戦局が悪化した昭和19年に本土に強制疎開させられ、終戦を迎えました。その後、米国の統治下に置かれた小笠原諸島には、一部の島民しか帰島が許されず、多くの島民が苦労をしてきました。
 小笠原諸島にとって昭和43年の日本への返還は、新たな島作りが始まった記念すべき年であり、それから40年を迎える平成20年は、改めて特異な歴史を振り返ると共に今後一層の小笠原村の振興を図るため、「共生と創造」 ~人と自然が共生する活気あふれる小笠原へ~をテーマに小笠原諸島返還40周年事業を実施します。

詳しくは 返還40周年について

小笠原諸島に行くには、竹芝桟橋から父島まで南へ約1000キロ、船で片道約25時間半かかります。
診療所しかない島内では、緊急手術が必要な患者が出た場合、海自の飛行艇などが患者を都内の病院へ運ばなければなりません。空港建設は多くの村民の悲願です。

小笠原ではこれまで、平成7年に無人島の兄島が、平成10年に父島南部がそれぞれ空港建設候補地として挙げられました。しかし兄島をめぐっては当時の環境庁が「世界的に貴重な生態系がある」として計画を撤回し、父島南部については採算面から都が計画を中断。現在、都と小笠原村で3度目の空港開設を検討中です。

小笠原諸島にはオガサワラオオコウモリなど500種以上の固有の動植物が生息、「東洋のガラパゴス」と呼ばれ、環境省も世界遺産登録を目指しています。空港建設をめぐっては、一部の村民が自然を破壊すると反発しています。

島民は自らの身体や命を犠牲にしてまで、自然を守ることを尊重しなければならないのか。自然を守るため、人間はどの範囲まで生活を犠牲にすべきなのか。島民の多様な声に耳を傾けていくうちに、自然と人間の共存の難しさを痛感させられました。
( 産経新聞 裕)

小笠原諸島は、東京の南南東約1000kmの太平洋上にある30余の島々である。日本の国土で東京都小笠原村。総面積は104km²。
小笠原諸島は形成以来ずっと大陸から隔絶していたため、島の生物は独自の進化を遂げている。そのため東洋のガラパゴスとも呼ばれるほど、貴重な動植物が多い。しかし、人間が持ち込んだ生物や島の開発などが原因でオガサワラオオコウモリやオガサワラノスリ、アカガシラカラスバト、ハハジマメグロなどの動物やムニンツツジ、ムニンノボタンといった植物など、いくつかの固有種は絶滅の危機に瀕している。そのため、1980年(昭和55年)3月31日に国指定小笠原諸島鳥獣保護区(希少鳥獣生息地)に指定されている(面積5,899ha、うち特別保護地区1,331ha)。
周辺の海域では鯨やイルカが生息しているため、それらを見るために島を訪れる人も多い。(ウィキペディア)