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トム・ウッドの新作The Gameネタバレ

2013年07月15日 14時32分17秒 | 日記
トム・ウッドという作家をご存知でしょうか?「パーフェクトハンター」「ファイナルターゲット」という作品が早川書房から出版されています。この作品の主人公ヴィクターがクールでクレバーなのです。

ゴルゴ13と同じ暗殺者なのですがめっぽう子供や女性にやさしい暗殺者なのです。2作品を読み、どうしても新作を読みたくなり今年6月中旬に新作が英国で出版されたことを知り、amazonを利用して取り寄せました。価格も送料込で1120円ですから日本語に訳されて購入するより安価です。多分来年には日本語訳が出版されるかもしれません。

さてこのThe Gameのネタバレです。オランダ人の暗殺者をCIAの依頼でヴィクターが暗殺します。そして、そのオランダ人暗殺者になりすまして新しい雇い主(悪人です)の元で働くことになります。グルジア人の傭兵たちがその雇い主を暗殺しようとします。その際のヴィクターの対応と反撃の描写が素晴らしいのです。何とか切り抜けて雇い主の信頼を勝ち得るのです。その雇い主がヴィクターを雇った真の狙いは後半で明らかにされます。

ところで、本を読んでいるとある女性と子供が誘拐されるプロットが前半に紹介されます。何故この二人が誘拐されたのか、ヴィクターとの関係が明らかにされます(理由は?ネタばらしはしません)。さてこの雇い主が別に雇ったハートという暗殺者が強すぎます。ヴィクターと同じように雇い主に雇われた数人の傭兵や狙撃のプロの仕事が完了したら、彼らを抹殺する最終暗殺者なのです。最後にヴィクターがこのハートと対峙します。その結果はヴィクターが勝利します。ある計略で最後は勝利するのです。その計略は申し上げないほうが良いようです。

このハートには007映画の敵役俳優亡きロバート・ショーがぴったりです。冷酷で強すぎるのです。

さてこの原作ではヴィクターがある女性の首を折るシーンが出てきます。何故、女性や子供に優しいはずのヴィクターがそうせざるを得なかったかも興味深いのです。きっとこの小説は映画化されると思いますが、主人公ヴィクター役にソフトなトム・クルーズは適さないと思います。もっともトム・クルーズはジャック・リーチャー原作「アウトロー」映画の主人公になっています。2作目の映画化が企画されているようです。ヴィクター役にぴったりの俳優は誰でしょうね。「エンド・オブ・ホワイトハウス」のジェラルド・バトラーなどが適役でしょうか?

3日間の休日中、じっくりThe Gameを読みました。このような小説は難しい英単語が少ないので読みやすいですよ。是非英語に興味のある方にはお薦めの小説です。

頭の中で映像化すると楽しいです。映画にしたらこんなシーンになるかなと想像するだけでワクワクします。

あっという間に読み終えてしまいます。是非一読を!上下巻あります。



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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (かかし12)
2016-10-21 18:19:23
この 筆者のファンの一人です もう海外では 5作目まで出ているというお話ですが 早川書房は 翻訳を けったという話を聞きました なぜに よみたくてしかたありません (かといって 英語では読めず) 
 マシューライリーの hell ilandも 訳してほしいです 
かかし12さんへ (かんちゃん)
2016-10-21 23:58:11
コメントありがとうございます。トム・ウッドの作品は展開が早いので映像化するのに適しています。映画でも見てみたいものです。円高ですと洋書も安いのですが、最近は円安のため結構購入費が高くつきますね。マシューライリーという作家は知りませんでした。作品を調べてみます。情報ありがとうございます。
Unknown (かかし12)
2016-10-22 12:09:14
マシューは スケアクロウシリーズが 3セットあります
その後 4シリーズめが まだ発売されておりません
こちらも 著者の弁ですが ジェットコースターノベルですので おすすめです (わくわくするような 奇抜な装備がはまります) 
かかし12さんへ (かんちゃん)
2016-10-22 16:14:12
情報ありがとうございます。ジェットコースターノベルならば面白そうですね。展開が早い小説は大好きなのでアマゾンから入手してみます。
Unknown (アガサ)
2023-12-13 03:36:09
ザゲイム…翻訳はされない?
Unknown (アガサ)
2023-12-13 03:55:43
ザゲイム…の翻訳は今だに…未定?

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