(時事通信社 - 09月19日 19:11)
1999年4月に起きた山口県光市の母子殺害事件で、殺人などの罪に問われ、最高裁が1、2審の無期懲役判決を破棄した当時18歳少年の被告(26)の差し戻し控訴審第9回公判が19日、広島高裁(楢崎康英裁判長)で開かれ、午後も情状面の被告人質問が続いた。被告は「罪の重さを受け止める努力をしたい」と涙声で話した。
弁護側から更生の意思を問われ、被告は「いずれは(反省を)言葉にできるようになりたい。罪の重さを受け止められるよう、努力していきたいと思う」と答えた。
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