【京都アニメーション放火】青葉真司容疑者が刑務所仲間に明かしていた「小説書いてる」 2019/7/27

2019-07-27 | 身体・生命犯 社会

【京アニ放火】青葉容疑者(41)が刑務所仲間に明かしていた「小説書いてる」
 「週刊文春」編集部 2019/7/27 source : 週刊文春 2019年8月1日号
 京都の名門アニメ制作会社「京都アニメーション」に放火したとして、京都府警から逮捕状が出された青葉真司容疑者(41)。
 7月26日には、警察がさいたま市見沼区にある青葉容疑者の自宅アパートを家宅捜索し、事件につながる資料がないか調べている。また同日には、意識不明の重体だった青葉容疑者が、重篤な状態は続いているものの意識を取り戻したとも報じられた。京都府警は青葉容疑者の回復を待って、動機の解明を進めたい方針だ。

刑務所でも『小説書いてる』って言ってた
 放火の動機について、犯行後「小説を盗んだからやった。社長を呼べ。俺の作品をパクりやがったんだ!」と周囲に叫んでいたという青葉容疑者。コンビニ強盗を起こし、強盗と銃刀法違反の罪で収監されていた栃木県さくら市の刑務所でも、小説を熱心に書いていたという。
 「週刊文春」の取材に応じた当時の刑務所仲間A氏が語る。
 「今回、ニュースで『青葉』って聞いてドキッとした。関東在住で『青葉』。中学のアルバム写真をテレビで見て、『うおおおお』って思いましたよ。顔はあのまんまですが、(テレビで見た)防犯カメラの映像はちょっと太ってましたね。ニュースで『小説を盗んだ』って聞いて、またびっくりした。刑務所でも『小説書いてる』って言ってたから」

ティッシュを口に詰めて自殺しようとした
 A氏は、2014年の夏頃から3、4カ月、懲罰房で隣同士だったという。刑務所内での青葉容疑者の様子についてA氏が明かす。
 「懲罰房は完全個室。あいつは暴れて夜中に刑務官から連れ出されたことが2回あった。特に1回目は、4人の刑務官にうつ伏せの状態で両手両脚を掴まれ、頭をうな垂れながら運ばれてた。後から本人に『お前、飛行機みたいに連れて行かれちゃったじゃん』って聞いたら、『ティッシュを口に詰めて自殺しようとした』という。『ヤベえ奴だ』と思ったよ。普段は大人しいんだけど、夜になったら一人で結構いい勢いで壁とか床とか畳とかドンドン叩いてるし。『どうにかしてくれよ。眠れねえよ』って刑務官に言っても、『ああ、あいつか』って言うだけで、注意もしなかった。
 あいつの布団には、シーツがついてなかった。たぶん自傷行為の防止だったんだろうね。各自の荷物を入れるバッグがあるんだけど、あいつのは、ほとんど何も入ってなくて、持ち物は向いの房に置いてあった。本来は人が入るはずなんだけど、そこは『青葉っちの持ち物を置く部屋』。たぶん自分の部屋には石鹸ぐらいしか置いてなくて、『ティッシュください』とかいちいち刑務官に頼んでた。あとは、朝昼晩と就寝前に、刑務官から手渡された薬を飲んでいた」

「どっちかっていうと、いじめられそうな感じだよね」
 A氏は、青葉容疑者と直接会話する機会も度々あったという。
 「話した感じで『ヘンな奴だなあ』と思った覚えがある。ちょっとネクラでアニオタみたいな気弱な感じ。どっちかっていうと、いじめられそうな感じだよね。オレがもし小学校とかで一緒だったら、たぶんイジってたと思う。口数が多いほうじゃないけど、ちゃんと『おはようございます』って挨拶はできてた。オレが冗談を言うと、『アハハハ』って小さく笑ってた。
 運動の時間は朝10時ぐらいから30分間、青葉っちとは、いつも2人きりだった。それで『昨日は鶴を何羽折った?』とか話をすると、あとで刑務官がニヤニヤしながら、『おいお前、青葉と運動のときに何話してたんだ』って聞いてくる。刑務官にとっても、あいつは特別だったんでしょうね」(同前)

 7月25日(木)発売の「週刊文春」では、元刑務所仲間の証言とあわせて、青葉容疑者がどのような人生を歩み犯行に至ったのかを、詳報している。

 ◎上記事は[文春オンライン]からの転載・引用です


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