東京府中市の税理士 金成祐行の日々の気付き

税理士法人の経営、強度行動障害の自閉症の息子との生活、悪戦苦闘の毎日で、日々気づいたことを書いていきたいと思います。

税務調査

2007-05-15 19:05:20 | 経営
今日は一日税務調査の立ち会いでした。

税務調査は、納税者であるお客様の代理人としての業務「税務代理」のうち、
最も大切な業務といえます。

忙しいお客様に代わって、税務署の調査官に説明し、主張し、
納得していただく業務です。

今日も、現地にパソコンを持参して、調査官に元帳の記録を示したり、
税務解釈について、参考事例や、通達を解釈した文献を見せたり、
たくさん説明をしました。

税務調査で大切なのは、税の専門家「税理士」として、
いかに調査官に信頼されるか。

うちの事務所では、お客様に毎月訪問して、帳簿とすべての資料とを突き合わせをし、
税務調査の時に指摘されることが無いように、法律の立法趣旨から熟考して、
良識に基づく解釈をして、アドバイスをします。
今日は、請求書等に残る、その日々の巡回監査の事績から、
調査官に信頼されることができたようです。

このような取り組みの積み重ねがあってこそ、法律の範囲内で、
大きな節税対策もとれるのです。

今日は、特段の指摘事項も無く、とても有意義な税務調査でした。


これからの時代。
国の形が大きく変わります。

社会保障に大きな配分をしなければならない財政の中で、
できる限り、小さな政府を実現しなければなりません。

税理士が顧問をしている会社に税務調査にいっても、
同じ税の専門家が見ているのだから、見るだけ無駄。
だから調査に行くのをやめよう


このように税務署から見られるほどの信頼性が税理士に備わることが必要なのではないでしょうか。

コメント
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