バンクーバーでの気づき～日本人の甘え～

この間の表彰旅行のバンクーバー行きでは、様々な気づきと出会いがありました。
たまに外国に行くと、１００％異文化に浸れるのと、
外から日本を見ることができるので、有意義な気づきがありますね

今回の気づきは、カナダの方の自立的な態度と、
日本人の依存性についてです。

この日本人とは私も含みます(^_^;


バンクーバーの街中を散歩したり、ジョギングしたり、バスで道路を走ったりすると、
まず、気付くのが車の運転の違いでした。



例えば、日本では、信号の無い横断歩道で待っていても、まず止まってくれません。
でも、バンクーバーでは、ほぼ８、９割。ピタ－ッと止まってくれて、
歩行者を渡してくれます。（それも、メルセデス、ＢＭＷやアウディといった高級車が・・・）
左折信号でも同様で、日本では、ほとんどの車が「速く歩け～」と言わんばかりに、
歩行者にジリジリと車がにじり寄ってきますが、
あちらでは、ピタ－ッと停止して待っています。
歩行者としても恐縮して、皆さん小走りに横断しています。
日本だと、歩行者の一部は、仕返しとばかり、
これ見よがしにゆっくりあるいたりしますよね・・・・


また、ウイスラーに行くために、バスで高速道路を１時間以上走ったのですが、
日本ではしょっちゅう見かける、いわゆる「あおり運転」を全く見かけません。
同時に、これも日本では良くいる、高速道路をトロトロ６０キロくらいで、
運転するマイペースなドライバーもいません


ということで一般道も、高速道路も実に運転しやすそう・・・・
あちらは鉄道がほとんどありませんから、車が生活必需品なので、
とにかく車が多いのですが、
渋滞も思ったより早く通過できます。これらは生活の知恵なんでしょうね・・・・
クラクションの音も不気味なくらいしません。


ガイドさんに聞いたところ、バンクーバーの方はやはり時間にルーズだそうで、
そのことからも「人を待つ」ということを苦にしない国民性なのだそうです。
だから、車が沢山いても「仕方ないじゃないか」という積極的な諦め。
つまり、人を許す文化がみちているんでしょうね。



ジョギングロードは、実によく整備されています。
そして、なんとも、走りやすいのです。
それは、皆が思いやりの心をもって走っているからなのでしょう。

ジョギングロードを走り始めると、ものの５分で、皆さんの暗黙のルールが理解できました。
それは・・・・

（１）自転車は必ず専用レーンを走る。しかも一方通行。
（２）ランナーは、右側通行。走る場所は自由だが、すれ違うときは前方ランナーの左側を通過。

というシンプルなものです。


それが、本当に走りやすい。

前方にランナーが見えても、お互いにルール通りの方向によけるので、
スムーズに最小の手間ですれ違えます。
これが日本では違うのです・・・・



これは多摩川のロードですが、
こんな風に「税金」を使って、道路にデカデカを表示しているのにもかかわらず・・・・
相変わらず「歩行者→」を平気で逆走するランナーも沢山います。
しかも、右側通行なので私が右側によけると、逆にその狭い内側に入ってきて
ぶつかりそうになることも度々・・・・

こんな状況は、日本人ランナーの一人として、本当に恥ずかしく、
バンクーバーのランナーを激しくリスペクトしたくなりました。



さて、では、何故こんなに違いが出てくるのか・・・・
今日の日曜日、走りながら考えていました。


これは、日本人がどうしても依存性の強い国民性を持っているからでは無いか、
ということに気付きました。

それは・・・・


バンクーバーには、ネイティブ・アメリカン（原住民族）の居住地があり、
現在では税制でも福祉でも優遇されているということでしたが、

アングロサクソンを含め、欧米人の血塗られた征服と虐殺の歴史は、
私は嫌悪感を覚えるのですが、逆に長きにわたる彼らの血塗られた歴史は、
彼らに自立の文化と、他者の持つ価値観を尊重する智恵を与えたのではないかという仮説です。


日本人は、激しい内戦があった時代もありましたが、
しょせん、同一民族の中での戦い。

ネイティブ・アメリカンや南米の先住民の方々、
他民族に蹂躙されて、民族ごと根絶やしにされる恐怖を味わった、
ヨーロッパや中国、中央アジア、中東の方々の、思いたるや想像を絶します。


だから・・・・
日本人の中に流れる、依存性が際立つのではないでしょうか。

日本では、
煽り運転をする人も、強気で無理な運転をする人も、決して「強い人」ではなく、
何となく、事故が起きる前に、周りが何とかしてくれる・・・とどこか思っている。


横断歩道で停止しない車も、どこかで、
私以外の誰かが止まってくれると思っている。


街中で困っている障がい者がいても、手助けをしないのは、
私以外の誰かが手助けしてくれると思っている。


サッカーで横パスを多用するのは、
私以外の誰かが決めてくれると思っている（これは言い過ぎか・・・・）


大切なのは、私を含めて、日本人は依存性が強い国民性を持つのだと気づき、
自らの意識で、耳かき一杯の勇気を振り絞って行動すること。

血塗られた歴史が無くとも、知性でそれに気付くことを証明すること、
それが大切なのではないでしょうか・・・


（未完。まだ書き直します）

孕石君ウエディング

この間の日曜日は、当事務所の元気者孕石（はらみいし）君の結婚式＆披露宴でした。



孕石君のなれそめから、その後のラブラブぶりはスタッフブログにゆだねます(x_x)
http://ameblo.jp/kanarikaikeistaff/theme3-10024344934.html

神父さんもユニークで、とても良い、心の温まるような式でした



で、問題は、主賓の挨拶・・・・こういった挨拶が元来苦手な私は、終わるまで
気が気ではありません。
今回のネタを仕込むために、昔のDVDを引っ張り出して、
結婚披露宴の場面があった、「ホーホケキョとなりの山田君」を当日の午前中に視聴。

https://www.youtube.com/watch?v=_I825AWZ1Dg

よし、これで行こうと、話を組み立てます。
夫婦円満の秘訣は「積極的な”あきらめ”」にある。
”あきらめ”こそ、人を許し、愛することなのだ・・・・

という趣旨ですが・・・

驚いたのは、「となりの山田君」って、もう、１５年も前の映画なので、
ほとんどの人が知らないのね・・・・

ということは、「ドーハの悲劇」もみんな知らないのかなぁ・・・


何はともあれ、孕石君！おめでとう！
結婚式＆披露宴に出て元気をもらいました

TKC表彰旅行ｉｎバンクーバー

平成２４年～平成２５年の事務所の実績に基づき表彰される、
「ＴＫＣ事務所総合表彰」で、表彰旅行に行ってきました。

場所は、カナダ・バンクーバーです。

事務所総合表彰は、
巡回監査率、
税理士法３３条の２の書面添付への取り組み、
ＦＸ２等の自計化の取り組み、
中小企業会計要領への取り組み、
経営革新等支援機関への取り組み、
継続ＭＡＳによる経営計画策定への取り組み、
等々・・・・

事務所の総合力が評価され、私のカテゴリーでは、全国上位３０位までが表彰される、
非常に名誉あることなのです。

これも、頑張ってくれているスタッフのおかげです。本当にありがとうございます。



さて、浅田真央ちゃんの、ラフマニノフ「鐘」による演技が思い出される、
オリンピックの街、バンクーバー。



ウォーターフロントで本当に綺麗で清潔な街。
バンクーバーの街の人も、ジェントルマンで素晴らしかったです。



皆さん、綺麗な街で、リラックスして、仕事に、レジャーに、スポーツに、
楽しそうに取り組んでいました。

私も、バンクーバーの街を１６キロ走ってきました！



そして、表彰パーティーの様子です盛大でした。



今回は同伴者として、いわきで一人暮らしをする母を連れて行くことができました。

若い頃から、嫁として苦労の絶えなかった母、
そして、２３年前、父が突然亡くなり、専業主婦だったのにタクシー会社を承継することになり、
震災では、ＬＰＧガスが絶えるまで、最後の最後まで公共交通機関としての使命を全うし、
頑張っている母に感謝を込めて。

初の長期の海外旅行。しかも、行きたかった「カナダ」
無事、連れて行くことができて良かったです。

事務所移転の予定です

現在の府中市宮町２－１５－１３三ツ木第１５ビル　３Ｆ→９Ｆ　の引っ越しを
７月に予定しています。

現在３８坪ですが、新たな事務所は６０坪となります。

会議室、応接室、ミーティングスペース、そして、大会議場（セミナールーム）も
備えた事務所となります

南向きの窓から、府中の代名詞、東京競馬場やサントリービール工場を望み、
稲城の緑も鮮やかで美しいです。
また、大國魂神社の森の眺めが素晴らしく、その先にはなんと富士山
事務所完成の暁には是非、遊びにいらしてください！

5月末申告、終了！

総務部門がしっかりと支えて下さり、
新人さんも頑張って、
いつも以上にスムーズに５月末申告（３月決算法人）を終えることができました

みんな楽しく、打ち上げることができました。

ようやく繁忙期が終わり、後は税理士試験に向けて頑張って下さいね！