東京府中市の税理士 金成祐行の日々の気付き

税理士法人の経営、強度行動障害の自閉症の息子との生活、悪戦苦闘の毎日で、日々気づいたことを書いていきたいと思います。

地球大進化~46億年・人類への旅

2007-05-01 20:24:18 | テレビ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E7%90%83%E5%A4%A7%E9%80%B2%E5%8C%96%EF%BD%9E46%E5%84%84%E5%B9%B4%E3%83%BB%E4%BA%BA%E9%A1%9E%E3%81%B8%E3%81%AE%E6%97%85

私の大好きな番組です。
DVDも買って、ことある毎に見ています。

この番組では興味深い「進化」の物語が語られています。

今から数億年前、現代の私たちにつながる、たった一種類の生物「ペデルペス」が
ついに、水から陸に上がりました。

陸に上がれるきっかけとなったのは・・・

この「ペデルペス」のさらに祖先「アカンソステガ」という、魚に手足が生えたような生物が、
大型の肉食魚がいる競争の激しい川の中心部での戦いを避け、敵が入ってこれない、
木の枝が降り積もる水辺を自らの生活の場とする戦略を選択したことだそうです。
(この当時の水辺の樹木は、現在の木と違い、枝ごと葉を落とす習性があったそうです)


この無駄な戦いを避ける戦略が、私たちの先祖の種の保存を実現し、
同時に、「木の枝をかき分ける」ための「手」を発達させるという、
思いもよらぬ効果をもたらすことになった。

そして、敵のいない水辺の安定した環境で、ごく自然に陸に上がるための準備が、
ゆっくりとした世代交代の中、進化として積み上げられていったそうです。



この番組のシリーズを見て、感動させられるのは、

まず、一つの種自体を絶滅させかねない、荒ぶる地球の環境の大変動に対し、
諦めることなく、ギリギリの場面で戦略を打ち出し、
それを粛々と実行し続ける生命の姿。

そして、たまたま置かれた環境で、たまたま獲得した性質を、100%生かして、
生存競争に生き残ってゆく、呆れるほどの「したたかさ」

このように考えると、私たちはこのような無数の戦略を実行なさったご先祖の子孫で、
自然が成し遂げた、壮大な創発の結晶なのだという、
「誇り」のようなものが沸いてきますね。

コメント (1)
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