東京府中市の税理士 金成祐行の日々の気付き

税理士法人の経営、強度行動障害の自閉症の息子との生活、悪戦苦闘の毎日で、日々気づいたことを書いていきたいと思います。

吹奏楽の夏。日本の夏。

2011-08-13 09:59:00 | 音楽
今日は東京都吹奏楽コンクールで、うちの長女がコンクールに出場します。
B組の弱小吹奏楽部、ここ何年かは銅賞の常連です。
ですが、練習は過酷です。
夏休みも朝早くから登校して、夕方ヘトヘトになって帰ってきます。

娘は中・高校と吹奏楽がやりたくて、今の学校を頑張って受験しました。
が、多くの場合、そうあるように、
娘の思い通りには中々行かず、納得のいかない補欠。
納得のいかない選曲。
納得のいかない練習方法。
様々なことがあったようですが、何はともあれ、お疲れ様。

私は吹奏楽コンクールが大好きです。
音楽に順位をつけるなどとんでもない!という方もおられるようですが、
私は、吹奏楽は「報われない努力の大切さ」を教えてくれる、
かけがえの無い機会だと思うのです。

野球やサッカーと違って、吹奏楽には本番での番狂わせはありません。
一部の強豪校と審査員の好みの組み合わせ、
時の運で代表校や金賞が決まることはあっても、
万年銅賞の高校が代表に選ばれることはありません。

ですが、参加する高校生は、全て、高校最後の演奏。
この仲間との最後の演奏をしています。
皆、様々な思いと葛藤を持ちながら、それなりに一生懸命、
一夏練習を重ねて本番を迎えます。
ですから、どんなに未熟な演奏であっても、聴衆の心を打ちます。
これはプロの演奏にはあまり感じられない、宝物のようなものです。

うちの娘の高校は受験の為、このコンクールが最後となります。
かけがえのない、高校生活、最後のコンクールです。
悔いの無いように演奏して欲しいものです。

例え、銅賞であっても(まだ決まったわけではない(笑))、
ただ一人でも聴衆を感動させたこと。
そして、一緒に演奏した仲間がいること。
これはかけがえのないことです。


この社会は、「報われない努力」の連続です。
その中で、報われる機会は、ほんの少し・・・
だけど、報われても、報われなくても、全力で生きることに、
本当の価値があるのだと思います。

私は、強豪校の子より、弱小校の子の方が、沢山のことを学ぶと思います。
頑張れ!



今からさかのぼること、30年近く前。
私は仙台で、高校最後のコンクールに臨みました。
全力で練習を重ねたのですが、結果は、結果発表の「銀賞」の一言のみ。
バスの中で部員全員、大泣きしたことを今でも昨日のことのように思い出します。

今、娘があの年なんだなぁと思うと・・・・
感慨深いです。


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7月31日 のつぶやき

2011-08-01 07:00:00 | ノンジャンル
kanari21 http://twitter.com/kanari21
7月31日 つぶやきまとめ



fukidashi 10:42
人間万事塞翁が馬、一見厳しく理不尽に見えることでも、良い気と流れを呼ぶことがある。
もちろん、理不尽さには経済的、法的にはきちんと勝つことが大切であるが、時には、理不尽と思える人に感謝さえすることもありますね。
2011/07/31 Sun 10:42 From Echofon

fukidashi 02:05
感動到着! その2 http://t.co/l5htTKq
2011/07/31 Sun 02:05 From Tweet Button


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