東京府中市の税理士 金成祐行の日々の気付き

税理士法人の経営、強度行動障害の自閉症の息子との生活、悪戦苦闘の毎日で、日々気づいたことを書いていきたいと思います。

アースシーの風

2006-07-30 18:57:23 | ノンジャンル
素晴らしかった。

映画を見た後の、後味がよかった・・・・。
何度も何度もかみしめました。

「死生観」の話でした。

死があるからこそ、生がある。

昨日、「クリシュナムルティの日記」を読み、
今日、「ゲド戦記」だったので、アレンに深く感情移入できた。

竜は不老不死。
だからこそ、人間が選んだ「死のある世界」が素晴らしく思えるのでしょう。
不老不死の竜であるテルーが、「いのちを粗末にする者は大嫌いだ」と言った台詞。そして、即座にアレンの死に対する考えを否定でいたのは、そこにあるのでしょう。

そして、死生観を持つことで、生きることの本当の意味をつかんだとき、初めて抜くことができる「剣」の暗示も素晴らしかった。
誰もが心に持つ、その「剣」。
私にとって、その「剣」は何だろう。いつか抜くことができるのだろうか・・・

「野心」とは、己一代で何かをなそうとする心。
「志」とは、己一代ではなしえぬ素晴らしき何かを、次の世代に託する祈り。


(スミマセン・・・正確に思い出せない(笑))

私の師匠の言葉ですが・・・・
師匠とゲドが重なりました。


エンディングが流れている際のテルーの家で夕食を食べているゲドの絵。
素晴らしい男、素晴らしい大賢人。
あのような男になりたいものです。

酷評が多いですが、特に若い方々は将来、年を重ねた後にもう一度見てみることをお勧めします。

宮崎吾郎さんは、私と同じくらいの年齢なので、このテーマを不器用に訴えていたのでしょうね・・・
お疲れ様でした。
コメント (3)
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真夏の夜の夢

2006-07-18 19:28:43 | ノンジャンル
日曜日、磐城高校吹奏楽部のOB・OGで臨んだ、全日本吹奏楽コンクールいわき支部大会に出演してきました。

コンクール当日の朝、やっと磐城高校百年記念館に、ほぼ全員のメンバーが揃い、
合奏練習を2~3時間。
この集中が凄かった。
先生の集中力に皆が共鳴し、短時間でみるみる曲が仕上がってゆく。

難局だと思われた課題曲パルセイション。
縦の線も、音程もだんだん合ってきて、曲の細部が仕上がってゆく。

譜面面で、簡単な曲だと思われた自由曲カンタベリーコラール。
先生の想いが、皆に伝わり、
高校生だった現役時代、先生とともに歩んだ感覚がよみがえり、
全員が、それぞれ、先生の指揮にピタリと連動する。
これには、世代が変わっても、やはり「兄弟(妹)」のようなものだなぁ・・・と思う。

そして、私のような古いOBに、全国大会出場という誇りを与えてくれた、若いOB・OG達の力とエネルギーはもの凄かった・・・。
君たちのように素晴らしい後輩をもつことができ、本当に幸せです。


さて、本番。
自分達も、客席で聴いていた関係者達も納得の演奏。
とても、4~5時間前に集まったメンバーでの演奏とは思えないほどの出来。
これは、ひょっとして・・・・と思ったところ、

ケアレスミスだったのですが、規定外の楽器をならしてしまった・・・ということで、「失格」となってしまいました。

結果には、少しがっかりしたものの、
打ち上げでは、私たちの「真夏の夜の夢」に乾杯!でした。

ライブ録音が、

http://www.k-mikuniya.co.jp/ibc/

で公開されていますので、皆さん是非聴いてみてください!

コメント (4)
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