今日は、埼玉県平和資料館のピースキャラバンで、講師の先生をお招きして、5・6年生の社会科の勉強をしました。
太平洋戦争の頃の人々の生活について、5・6年生は、事前に図書資料や昭和館で調べ学習をしました。
でも、こうして本物の召集令状や軍服を触るのは、初めてです。
「あっ、名前が書いてある。いつ、どこに召集するのかも書いてある。」
こんなふうに帽子を被って、タスキをかけて出征して行ったのですね。
「出征が決まると地域の人が寄せ書きをした日の丸の旗を作ってお祝いや激励をしたんだよ。」と講師の先生。みんなよく聞いています。
「でも、家族は、無事に日本に帰ってこられるように出征までの短期間で、千人針を用意して持たせていたんだよ。」
「2度とこのような戦争が起こらないことを願って、こうしてピースキャラバンで回っています。
平和な世の中になるように、みんなにもできることがあります。神泉小の教育目標である『やさしく』を頑張ること。みんながお友達に優しくしているとおのずと平和な世の中になるのですよ。」
こんな言葉を残して、授業は終わりました。とてもわかりやすい授業でした。ありがとうございました。
そういうものが、いっぱいある
子ども達は、大人になって、その価値に気づいてくれるかしら