全く変わっていません。
今日11月14日(土)夕方、装置の再セッティングの予定でした。
それが繰り上げられ、午前中になりました。
用事を終えて、自分が会場に到着したのは正午頃。
既に終了していました。
当初の目論見は技術顧問の懸命な説得で潰え、装置全体を30cm前に出しただけらしい。
その効果は位相を揃えること。
技術顧問の言うことにゃ、
その効果は会場のどこで聴いても分かるようになったようです。
調整方法は自分の耳で聞くこと。
結局、つまるところアナログなんですね。
自分の耳ではさっぱり分からないでしょう。
昨日、今日と二日続けて来て下さっていた方と話をする機会がありました。
昨日とはかなり変わったそうです。
低域のモコモコ感がなくなり、キレがよくなった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/9b/5bd50b3b3ab52e7b1798cc5c8dc8d419.jpg)
お客様
ひっきりなしに訪れて来てくれました。
訊けば、昨日、読売新聞に紹介され、今日は東京新聞に載ったようです。
今日のリクエストはLPレコードばかり、歌謡曲、ジャズが多かった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/e7/760e4839ac6bea2a8ce0edaef531d3de.jpg)
RCAターンテーブル
ターンテーブルの周囲の木彫は造形作家藤原さんの作品
ウエスタン製トーンアーム2本 カートリッジはシュアーM3とウエスタンオリジナルステレオカートリッジ(型番は聞き忘れました)
自分も愛聴板を持って行きました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/7e/f961593fdd3476aa7c362ec5437632f9.jpg)
浅川 マキの世界
このLP、かれこれ15年ほど前、赤兵衛(群馬県猿ヶ京温泉にあった喫茶店)に通っていた時代に持って行きました。
当時のLPプレイヤーはEMT 727、カートリッジはTSD-15でした。
このEMT 727は無理をしても譲ってもらうべきでした。外装は藤原さんに特注して・・・
ここでのもう一つの関心事は、アナログとデジタルの共棲
CD可能性の追求です。
先週来た時、装置の裏側にひっそりとセッティングして置いたCD再生装置
電源ケーブルが外されたままでした。
CDのリクエストがないので出番がなかったようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/bd/88717e3246d1a54c3cc6d1df12062aa3.jpg)
CD再生装置一式
右側の銀色の箱がCDトランスポート(CDプレイヤーからDAC部を省いたもの)は左側の小さな銀箱(クロック発生装置)で制御されています。
下の黒い台に見えるのが国内ガレージメーカー製DAC(DACチップESS社9038pro使用)
この3つがセットとなって、CDプレイヤーとして機能しています。
このシステムの特徴はワードクロック制御であること。
クロック発生装置はその安定性を維持するため、常時通電が基本です。
公共施設では通電したままは出来ません。仕方ありません。
電源入れました。音出し試験はできないので。果たして音が出るかどうかはやってみるだけ
幸い、CDを聴きたいと希望する方がいたので、
飛び込み演奏なので、ESOTERIC監修のクラシックを一曲だけ掛けて貰いました。
自分は十分良いと思いました。
これまでのリクエストは歌謡曲、ジャズなので、場違いであったかもしれません。
LPレコードは偉大なる遺産。音質面でもCDとは別の良さがある。
「LPレコードだから」、「CDだから」と言う思い込みは捨てて欲しい。
良いものは良いし、悪いものは悪い。
その感じ方も百人百様、100%自己満足の世界。
藤原システムはアナログとしては一つの完成形と思います。
LPレコード再生だけではもったいない。CD(デジタル音源)の可能性を試して欲しいものです。