kamekutobu

ザスパクサツ群馬の応援、スローライフ、終活日誌、趣味、旅行

器で食す パート3

2021-07-07 08:48:21 | スローライフ
何で続き?
第一にネタがない。
いつも出番がない陶器・磁器・ガラス器を食器棚からの引っ張り出して・・・




                 古伊万里

驚くほど薄く、軽い。


益子焼き(女流作家もの)  30年程前の作品

5年ほど前、陶器市でお会いしましたが、作風が全く変わっていました。

面白い徳利?

2021-07-06 08:21:55 | スローライフ
徳利? 外形寸法 高さ19cm  直径6cm

上側半分と下半分はかなり違う。





本来は徳利でしょう。でも、一輪挿しの花瓶としても使えそう。

華やかな絵は手書きです。シンプルで美しい。素描・デッサンにも似ている。

肌を見ると、帯状に窪んでいる。螺旋状になっている。
縄文式土器では縄状にした土縄を巻き上げて容器にした。
これも技法ではないか。
後で、ロクロに載せて整形したと想像している。

器で食す パート2

2021-07-06 07:46:05 | スローライフ
食材は プレーンヨーグルトと旬の果物ブルーベリー
アクセントに桜桃を加えるは同じです。


お気に入りの織部風皿(作家もの)に盛り付けました。
お気に入りの漆盆(根来?)
スプーン置きは兎さん


容器は吹きガラス。気泡が目立つのが素朴で好き
スプーンはプラスティック製を使い、涼しさを演出し、漆塗りの小盆(菓子皿)に載せました。 

これはバニラアイス盛りにも合いそうです。

新型レヴォーグ用パーツ STIフレキシブル・ロースティフナー・リア 

2021-07-05 08:39:02 | 爺の部屋
新型レヴォーグのシャーシーは熟成の進んだSGPフレームに加えて、インナーフレーム構造を新採用しました。
前型レヴォーグのボディ剛性は格段に上がりました。

2月まで乗っていた前型レヴォーグ(300馬力)には、シャーシー剛性を高め、ハンドリング応答を高めるため、
フレキシブル・タワーバーとフレキシブル・ロースティフナーを付けていました。

剛性の高まった新型レヴォーグ(177馬力)には必要ないと思いながらも、限定品STIパフォーマンスエンブレムに惹かれたこともあり、付けました。
付けない場合との比較できませんが、キビキビしたハンドル感は峠を走っても気持ち良い。

今回、STIの新商品「フレキシブル・ロースティフナー・リア」が出ると言う話をディラーから聞きました。

フレキシブル・タワーバーとフレキシブル・ロースティフナーは車の前方に付くので、剛性が高まるのは主にフロント部です。
レヴォーグはワゴンタイプ。3ボックスの箱型に比べて、後ろの開口部が広く、車体後部は強度的弱さにつながっている。
後部を固める重要性は理解できます。

フレキシブル・ロースティフナー・リアは何処に付けるのか。
リアバンパーの内側、インナーフレームの最後端
他のパーツと干渉する箇所でもなく、ボディ剛性を高めるには最も適していると思う。

さて、これまでの説明は「シャーシー性能のアップ」であることを言ってきました。
ボディ剛性が高まると言うのは誤った考えのようです。
「フレキシブル」は細いパイプで出来ていて、パイプの真ん中でピロボールで繋がっており、自由に折り曲がる。押圧に対しては撓むだけ。
押し圧に対抗するにはもっと剛性の強いもの。もっと太くてガッチリしたものが必要です。
フレキシブル・・・は押し圧にはやんわりとソフトにいなす。
対して、引っ張り力には強力に対抗する。
フレキシブル・タワーバーとフレキシブル・ロースティフナー・フロントは上下に組み合わされてセットで性能を発揮するものと考えます。
フレキシブル・タワーバーを付けるならフレキシブル・ロースティフナー・フロントを付けないと片手落ちとも言えそうです。
フレキシブル・ロースティフナー・リアが加われば、車の前部の上下の引っ張り力に加えて車の後部に引っ張り力が加わる。剛性感は高まるでしょう。しなやかな方向も併せ持って・・・

177馬力のやや非力な車に対し、過剰装備とも思いましたが、取り付けることにしました。

マルチアンプシステムの利点と欠点 part1 修正中

2021-07-05 05:20:51 | オーディオ
左右SP毎に別々のパワーアンプを使えば、マルチアンプSPと呼ぶかと言うとそれは違います。
再生帯域を電気的に分け、それぞれの帯域を担当するSPユニットを別のパワーアンプで駆動する方式を言います。

通常のSPシステムは再生帯域が異なるSPユニットを複数組み合わせて構成される。
それぞれの再生帯域はLCネットワークで分けられ、調整される。

さて、どの切り口から始めるか
LCネットワークシステムの限界から話をした方が分かり易いでしょう。
LCネットワークはL(コイル)とC(コンデンサー)で再生帯域を分けられ、それぞれの音量差はR(抵抗)で構成される。
コイルは高域が通りにくく、コンデンサーは低域が通りにくいと言う性質を応用したものです。複数の組み合わせで、その再生帯域と減衰カーブを調整している。
その容量の大きさで、クロスオーバー周波数が調整できる。
LCネットワークはSPボックスに内蔵される場合が普通です。
アンプとSPユニットの間に配置される。
音声信号はパワーアンプで増幅され、LとCで音声帯域を分けられ、抵抗で信号の強さを調整された後にSPユニットに送られる。

L、Cは一般的には固定されている。
抵抗は連続可変抵抗(可変回転式)と切り替え式があり、2ウエイSPの場合は高域ユニットの出力を絞って、調整します。

最近のSPのLCネットワークは固定抵抗式がほとんどです。

回転式(ボリューム型)抵抗の場合、左右のSPシステムの摘み位置が同じでも、正確に同じとは言い切れない。かなり良い加減な部分がある。
回転式(ボリューム型)抵抗は空気に触れれば錆が出る。接触抵抗が生まれる。
時々はセルフクリーニング(グリグリ回す)が必要。
固定抵抗・切り替え式の場合は、SWを擦動し、接触面をクリーニングしなければならない。
固定式抵抗は接触部がなく、ガリが生じない。左右の音量差が少ない。
その反面、固定抵抗式は信号の強度を調整ができない。
現代アンプは音質調整が出来ない。低域調整、高域調整、低域ブースト機能がない。
つまり、使用者がSPの調整は設置位置(床、壁等と位置)で調整せざるを得ない。
音質調整の自由度が低い。

実際、自分が使用しているSPを例に取ると
・Altec 620B(604−8H内蔵) 同軸2way  可変ボリューム式
・Westlake audio Lc 265.1v(ダブルウーファー+同軸2wayの3way) 固定抵抗式
但し、ウーファー部と同軸2way部はバイワイヤリング方式 二組のアンプで駆動可能 アンプ側で調整は可能?
・Magnepan MG1.7 オールリボン 3way 固定抵抗式。ゼロ抵抗と固定抵抗の交換が可能 固定抵抗切り替え式
・KEF LS50 同軸2way 固定抵抗式

古い設計のSPは可変ボリューム式が多く、新しい設計のSPは抵抗固定式が多い。

LCネットワークは設計はSPユニットが持つ特性(能率、インピーダンス等、周波数)を理解しなければならない。
市販SPシステムのネットワークはメーカーの試行錯誤を経たノウハウそのものが詰めこまれていると思います。
個人が公表されているSPの公表値を元に設計しても、上手くいくとは限りません。

SPから音を出す。
その経路を振り返る。

SPから音を出す。
音信号をSPユニットの振動板に伝えることです。

ウーファー(低域SPユニット)の振動板は重い。
振動板が重ければ、信号の入力が途絶えても、振動板は止まれない。
走っている車は慣性力で急に止めれないのと同じ理屈です。
余計な音を出さないためには、その振動を速やかに止めなければなりません。

磁石の周りにコイルを巻き、そこの電流を流すと、コイルが動く。
このコイルに振動板を付けると、振動板が動く。
音声信号に従って電流量を変化させれば、振動板は電流の変化に従って動く。振動板が空気を振動させて、音となる。

音声信号が途絶えても、振動板が止まらなければ、コイルが磁界を横切ることになり、そこで電力が発生する。
SPの振動板に由来とする電力を逆起電力と言います。

その逆起電力が速やかにパワーアンプに吸収されなければならない。そうでなければ、ウーファーの振動は止まらない。元の信号にはない余分な音が出ることになります。
この振動を速やかに止めるには、内部抵抗の少ないダンピングファクターの高い駆動力のあるアンプが必要となります。
SPユニットとパワーアンプの間にLCネットワークを挟むことは、アンプのダンピングファクターを大きく下げることとと同じです。

ツイター(高域SPユニット)、ドライバー(中期SPユニット)は振動板が軽いので、逆起電力は小さく、ウーファーほどの問題は起きません。

ウーファーの能率がミッド、ツイターより高かったらどうするか。
ウーファーの見掛け上の能率を下げるように、調整しなければならない。
その方法はウーファーとパワーアンプの間に抵抗を挟むことです。
ダンピングファクターは大きく下がる。つまり、切れ味の悪い低音となる。
ミッド・ツイターの能率がウーファーより高い場合は、アンプとの間に抵抗(LCネットワーク)を挟む必要がある。
理想的なのはウーファー、ミッド、ツイターの能率が同じで、LCネットワークに抵抗を加える必要がありません。

LCネットワークはコイルとコンデンサーと音量を調整する抵抗の3つの組み合わせです。
クロスオーバー周波数が低くなればなるほど、コイルは大型化し、コンデンサーの容量は大きくなる。つまり、ネットワークは大型化せざるを得ない。コイルの場合は空芯コイルが好まれるけれど、大型化を避けるため、鉄芯コイルにさざるを得なくなる。

JBLプロフェッショナルシリーズの代表製品と言えば、4343。
その最も特徴は、ミッドバスを導入し、4ウエイにしたことです。
これにより、低音域のウーファーと中音域を担当するドライバーの守備範囲が理想的な範囲で収めることができるようになった。ウーファーはより重低音寄りに設計可能となり、中高域ユニットの守備範囲を狭めることができ、ホーン長の短縮が可能になり、SPシステムの薄型化が可能となりました。
その一方、ミッドバスと低域ユニットのクロスオーバー周波数が大きく下がり、LCの値が大きくならざるを得なくなった。これが課題となりました。
4340は4343シリーズの最初期版。
ミッドバスとバスのクロスはミッドバスとバス間のLCネットワークはありませんでした。
チャンネルディバイダーを使うことが前提の設計でした。

4343もチャンネルディバーイダーが使える仕様になっています。

SPユニットの歪みが少ない再生帯域を組み合わせる。
LCネットワークはSPのインピーダンスを元に設計される。
しかし、SPのインピーダンスが公称8Ωであったとして、大凡の値でしかない。周波数によって、大きくウネウネしている。
LCネットワークでは、理論上のカットオフ。クロスオーバー周波数が決めることができない。
そのため、市販SPは補正回路が組まれているのが普通です。
以上がLCネットワークの欠点。

測定器がない、無響室を持たないアマチュアにとって、ネットワークの設計は相当ハードルが高いと思います。

対して、
チャンネルディバイダーはクロスオーバー周波数もスロープ(減衰量)も理論通りに決めることができる。

これを克服するのがチャンネルディバイダーなのですが・・・・・
問題点もあります。

長くなり過ぎましたので、part2に移します。

ライン・トランスの功罪 (加筆修正しました)

2021-07-04 19:51:26 | オーディオ
CD誕生期、デジタル臭が気になると言う意見が多かった。
そこで、デジタル臭(硬い音?)を和らげようとする試みがありました。
その一つがライン(インター(間に挟むの意味))トランスを挟むことでした。
帯域の限らたトランスを挟んで、高周波成分を除き?、尖った角を和らげると言う意味であったのかもしれません。

当時、自分も同じ思いを持ったのでしょう。
当時の記念に、今もライントランスを持っています。

ラックス製 luxman LT1000 (LT:line transformerの略称?)

漆塗りの美しい木箱に収められています。
同じトランスは思いますが、金属製の箱に納められた廉価品(型番違い)も一時持っていました。


                 正 面


              底 面


              背 面

アース端子がある。

ボタンが一つ付いていますが、何のため?
電流が流れるとトランスは帯磁する。
帯磁は音に悪影響を及ぼす。時々押してショート?させ、減磁するのです。
効果の程は不明です。

民生機なのでアンバランス端子しかありません。

DACとプリアンプの常態接続はバランス接続です。
 LT1000の入出力端子はアンバランス1系統。
DAC出力端子はバランス1とアンバランス1の2系統
プリアンプ入力端子はバランス1、アンバランス2の3系統。
LT1000を挟むとDAC、 LT1000、プリアンプの間はアンバランス接続しかできません。
アンバランス接続時のライントランスの有無は一々、取り付け取り外しが必要で、瞬時切り替え試聴ができません。
 LT1000を挟んだシングル接続と挟まないダイレクトバランス接続(常用接続方式)の切り替えは瞬時に可能となっています。

◯試聴結果
LT1000は昇圧効果があるようで、シングル接続比較では音量は少し上がります。
音量が上がれば、音は良くなったように聞こえるのがフレッチャーマンソン効果。
その効果を知らず音が良くなったと判断する方が多いと思います。

バランス接続の場合、プリに加わる電圧は理論上、2倍になります。トランスによる増幅効果より遥かに大きい。

音量は揃えないとフェアな比較が出来ない。
LT1000を挟んだアンバランス接続の方がプリアンプのボリュームの位置がクリック数で2〜3ほど多く廻さねばなりません。

LT1000を挟んで、「音が柔らかくなり聴きやすくなった」と言う印象はありません。
むしろ、鈍ったと言う印象。
バランス回路、バランス接続の優位性を損なっている印象です。
今、自分が使っているバランス接続機器に合わないと言うことかもしれません。

我がガラクタ部屋のオーディオ装置の場合、効果はなかったと判断しました。

器で食す

2021-07-04 18:29:26 | スローライフ
料理はしない。
できない。

せいぜい、スーパーで買ってきたものを食器に移し替える程度。
つまり、ブログネタ用

夏果物の最盛期

一番好きなのはブルーベリー。皮を剥く必要もない。

家にも植えているが、
小鳥たちの大好物なので、なかなか、自分の口に入ることはない。

今年は少しは分けて貰おうと、防鳥ネットを被せた。
下までは被せていない。
スカスカ
小鳥たちは潜って取り放題

容器:茶道用ガラス夏茶碗

竹で編んだランチョンマットに木製トレイを置いてみました。
アクセントに桜桃を添え、箸置きの絵柄を合わせました。







足し算か引き算か オーディオの話 スピーカー (未定稿)

2021-07-04 06:06:53 | オーディオ
自分たちの周りにある音。一番身近なのは人の声でしょう。
広帯域はやはり声楽。とは言っても、ざっと、バス100hz以上 〜 ソプラノ1000hz以下と想像以上に狭い範囲でしかない。
楽器で言えば、ピアノ、パイプオルガンは50hz以下もあるけれど、高域はハットシンバルでも10,000hz以下。超高域が伸びているの意味でハイレゾハイレゾと言うけれど、現実音を遥かに超えたハイスペックです。

原音との差はダイナミックレンジなのだけれど、そこに触れるオーディオ評論は少ない。これを混ぜて説明すると訳が分からなくなるので、別項にしたい。
高能率SPと低残留雑音アンプとの組み合わせになる。

話を本筋に戻します。
最近組み上げた SPキット 「 音工房Z  Z800-FW168HR Ver2」で音出しを兼ねて、自分の聴力を測ってみました。
音源はユーチューブ音源。
低域は歪っぽくなるけれど50hz位は聞こえそう。
問題は高域。8khz程度でした。15年ほど前は12khzは聞こえていたと記憶しているので、加齢による高域感度は大きく落ちているようです。
それでも、今のところ、日常生活には支障がないと思います。
「陰口」には鈍感になっているのは幸いと思います。
年寄りは横柄で周囲への配慮が足りないと感じる若い人は多いことでしょう。
自分もその一人にちがいありません。

老眼で「周囲が見えにくい」と言うことに加えて、老人性難聴で「周囲が聞こえにくい」
他者の反応を感じ取れない。空気が読めない年配者が多いと感じます。自分もその一人です。

あれ、本筋を離れてしまいました。

ここはオーディオネタ。
何を言いたいのか。

SPシステムの帯域は広い方が望ましい。
帯域を広げるのに難しいのは低域。
低域を伸ばすには、SPユニットのf0(最低共振周波数)を下げるしかない。具体的には振動板を重くする。
音量は動かす空気量に比例する。口径が小さいと、空気を動かす体積が減る。磁気回路を強力にして振幅量を増やせば、動かせる体積は増えると言うと空振りするので、意外に増えない。音量は増えない。低能率SPにならざるをえない。
結局、空振りを減らすには、空気を捕まえて逃さないようにするには、振動板の前にホーンを付ければ良い。この場合、振動板に空気が重く乗し掛かるので、振動板を頑丈にしなければならなくなる。
あるいは単純に振動板を大きくすると言う方向がある。
振動板は軽く、丈夫でなければならない。
振動板を動かす原動力は磁気回路。強力でなければならない。
つまり、低域を伸ばすには物量作戦が必須になり、SPシステムは大型化せざるをえない。
再生帯域は低域寄りになるので、中域・高域用の別のSPユニットが必要になる。つまり、マルチユニット化さざるをえない。
マルチユニット化するにはネットワークが必要となる。
つまり、どんどん複雑になる。

小粋な平面バッフルに取り付けられたシングルコーン(口径8cm?)一発のSPシステムに小出力の管球シングルアンプを繋いで、女性ボーカルを聴くと、これで良いんじゃないか。
周囲に騒音を垂れ流す心配もないし・・・と思う今日この頃、
この歳になって、やっと、大人になれたのかも・・・