ショウジョウバエと違って人間には、環境に手を加えて状況を打破するという裏技がある。縄文後期から弥生時代に至る農業革命。土地生産性が限界に達した14世紀頃の市場経済への移行。そして19世紀の産業革命。その度に、飽和に達したかに思われた人口が飛躍的に増えてきたと言う。
しかし次なる情報化社会は人口増にはつながっていない。情報革命とは言うものの工業化社会の延長であって、価値観の変革を伴っていないという何よりの証かもしれない。
しかし次なる情報化社会は人口増にはつながっていない。情報革命とは言うものの工業化社会の延長であって、価値観の変革を伴っていないという何よりの証かもしれない。