筋肉痛は年齢が上がるにつれて表れるまでの時間が遅くなると感じている人も多いと思います。 なぜ、年齢の上昇と伴に筋肉痛が表れるまでの時間が遅くなって行くのでしょうか? 若い頃には翌日、遅くても翌々日には筋肉痛が表れていたのに、3日後、酷いと1週間後に表れる場合もあります。 理由は、筋肉が回復するまでに時間が掛かることが原因です。 破壊された筋繊維を修復する際、その部位に炎症が起こります。 炎症は身体が筋繊維の修復に取り掛かった目印です。 炎症が起きると痛みを生じる物質が生成され、その物質が筋膜を刺激して筋肉痛が起こりますが、年齢が上がると炎症が起きるまでの時間が掛かってしまうようになります。 毛細血管の縮小や白血球の能力低下などがその原因と言われていますが、要するに身体の老化です。 老化により、破壊された筋繊維を修復するまでの準備に身体が手古摺るために筋肉痛が表れるまでの時間が遅くなるということです。 老化はどんどん進みますから、年齢が上がるにつれて更に筋肉痛が起きるまでの時間は遅くなって行きます。 但し、日頃から運動を定期的にすることで老化を遅らせることは可能ですから、自分の身体をしっかりケアするようにしたいものですね。