HP管理人の独り言 リメイク版

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「シロウオ」と「シラウオ」の違いって知ってる?

2013年02月27日 | 日記

  シロウオとよく混同される魚としてシラウオがいます。 シラウオも半透明な身体で、体長5~7㎝程度と大きさ的にもシロウオと似通っており、春先に河川を遡上する点や食用になる点などよく似た点があります。 しかし、シラウオはサケ目シラウオ科シラウオ属に属しており、アユやシシャモの仲間です。 スズキ目ハゼ科であるシロウオとは、全く異なる魚です。 漢字ではシロウオは「素魚」、シラウオは「白魚」と書きますが、地方によっては、シラウオ(白魚)を「シロウオ」と呼んだり、シロウオを「シラウオ」と呼んだりと混称されているようです。 両者を比べてみると、シロウオの頭は丸みを帯び、尾ビレは切れ込みが余りありません。 シラウオは頭の先が尖っており、尾ビレは深く切れ込んでいるので見分けが付きます。 シロウオの旬は春から夏で、福岡県福岡市室見川の「シロウオ梁」は有名です。 また、山口県萩市では「しろ魚祭」が毎年春に開催され、萩の春の風物詩になっています。
 ちなみに、器に生きたまま移し、酢醤油をかけて喉に流し込む「素魚の踊り」が有名ですが、本来の味を楽しむなら「卵とじ」や「天ぷら」、「吸い物」の方が、上品な中に微かな苦味を感じさせて美味しいそうです。