横浜港と「CP+2017」

　日曜日に横浜港の散策をしました。アメリカ山公園から港の見える丘公園まで歩き、花の少ない季節を実感します。それから、フランス山公園を通ると、芳香がどこからか漂ってきます。沈丁花です。ギリシャ神話の女神ダフネにちなんだ”Daphne odora”という学名です。まだ蕾ですが、香りは大人っぽいのです。

　人形の家の前を過ぎて、山下公園に入ると、花壇に黄色いラッパ水仙が植えられているのに気づきました。私は水仙が好きなので、接近して一眼レフで狙いを定めました。花の少ない季節にうれしい贈り物です。山下公園では、「第33回全国都市緑化よこはまフェア Garden Necklace YOKOHAMA 2017」の準備で、あちこちに樹木のボックスが配置されています。花一杯の春が待ち遠しいですね。

　赤レンガ倉庫の広場では、スケートリンクがすでに撤去されていました。風は冷たいのですが、春なのです。スケートをしている場合ではありません。

　パシフィコでは、「CP+2017」の最終日を迎えています。映像機器の展示会です。会場は熱気に包まれています。私は首からNIKONのD800を下げながら、めぼしい展示を漁ることにします。NIKONの会場では、ゆる鉄写真家の中井精也さんが鉄道写真を示しながら、トークショーをしていました。ハンガリーのバラトン湖畔を走る保存鉄道の美しさには、思わず声を上げそうになりました。ほかでも、映像の美しさを味わいながら、熱中症になりそうな熱気の中を見学していました。