赤穂浪士 天の巻 地の巻

年末年始に帰ってきた長女と、昔の赤穂浪士観ました。
高橋源一郎さんお薦めのＤＶＤです。
薦め上手なので、高橋さんが熱心に語られると、本でも映画でも手に入れたくなるわけです。

今回、初めてヤフオクで購入しました。
半額クーポンが貰えたので、約千円でした。

高橋さん特に熱く語られたのが、市川歌右衛門と片岡千恵蔵がほとんど台詞なしでのシーンで、その演技のすばらしさを聞けば
観たくなります。

母も観たいと言うし皆で観ましたが、浅野内匠頭が切腹して城に家臣を集めたあたりまでで断念しています。
長女がこの定番の話を知らな過ぎて、説明したりして中断するうち、だんだん面倒になってしましました。
ちなみに、大石内蔵助役の「市川歌右衛門は北大路欣也のおとうさん」と説明しておきました。

私なんぞは子どもの頃から繰り返し映画でもテレビドラマでも観ている話ですから、多少の違いはあっても、仮に途中を見損なっても、内容はほぼ分かりますが、そうでない世代には初めての話なわけです。
台詞が聞き取りづらいのも難ですかね。
字幕付きの日本映画がありますが、これは是非ＤＶＤ制作の会社に字幕をお願いしたいところです。

内匠頭が吉良に刃傷に及ぶ直前、東千代之介が間違えている衣装に気づくシーンは、別の赤穂浪士での大川橋蔵の演技の方が好きです。
顔を袂で隠した内匠頭が、踊るがごとくに長い廊下を走るところが大好き！

結局、この映画独りで観ようかな。