シチリアへ行きたい

歌のレッスンに行く準備をしていたら、先生から電話です。

「熱が出ちゃって・・・」
「大丈夫ですか？レッスンはお休みですね」
「蝶々夫人のチケットを渡さなくてはいけないじゃない・・・」

そうでした。
５日の藤原「蝶々夫人」のチケットを先生が預かってくれていたのでした。

「カヴァレリアの練習の前に取りに行きます」
「悪いわねえ・・・そうしてくれる？」

・・・ということで、チケットだけいただきに先生のお宅に行きました。
お熱のせいで「いくらでも眠れちゃう」
とおっしゃる先生から「きょうの（カヴァレリアでの）発声練習の指導してくれない？」と頼まれました。

えーっ、とっても無理です！
ひとさまにご指導なんて無理無理無理

「マエストロに相談していいですか？」
「そうね。彼ならやってくれそうね・・・二人で相談しながらやって」

結局マエストロに全ておまかせでやっていただけました。
良かったあ。


マエストロが「シチリアへ行きたい」という本を合唱団員の為に持ってきてくれました。

エトナ山が見えるオレンジ畑や、王室礼拝堂の写真を見ていると・・・ホントにシチリアへ行きたいですよ～



ところで、先生は風邪をとてもひき易い
私もチョット前まではそうでしたが、漢方薬のおかげで風邪には強くなりました。
先生が私の真似して同じ漢方を飲んでいるのですが、全然効果がありません！

「この漢方は鬱傾向があって、しかもヒステリーな人に効くんだってよ。鬱？ヒステリー？違うわよねえ」
・・・ウーーーン、違うと思います（笑