雷とからっ風 義理人情!上州かあちゃんの毎日

赤城おろしの冷たいからっ風にも、日本一暑い夏の日にもめげず
頑張る上州かあちゃんの日記です

甲州街道 第11回 上花咲から黒野田

2023-07-11 18:37:48 | 甲州街道
7月9日
甲州街道歩いてきました
上花咲宿・下初狩宿・中初狩宿・
白野宿・阿弥陀海道宿・黒野田宿
1日で6か所の宿場を歩きました
 
歩行約12キロ 5時間です
新宿駅を8時にバスで出発
中央高速渋滞なく順調に進み
10時から街道歩き開始できました
前回、歩き終えた上花咲宿を出て
 
10:25 下初狩宿に向かいます
 
 
10:40 下初狩宿
 
本陣 2軒
脇本陣2軒
旅籠 25軒
問屋場1軒 
 
聖護院道興の歌碑
1806年建立
「今はとて かすみをわけて かえるさに 
おぼつかなしや はつかりの里」
意味わからんけど初狩の里って
書いてるのでここら辺を読んだ歌ってことで・・・
 
  

10:50 脇本陣跡
山本周五郎生誕の地の碑があります
山本さんてどなたですか
樅ノ木は残った・赤ひげ診療譚など
歴史小説や時代小説を書いた人だって・・・
赤ひげ診療所とかテレビで見たことあります
 
 
 
10:55 初狩駅
街道歩きでは
駅とかコンビニでトイレをお借りしてます



11:10 宮川橋の一目富士
この辺りは谷間で山が近いため
富士はほとんど見えないが
ここからは富士が見えると旅人に
評判だったそうです
この日は曇り空
富士山を見ることはできず
想像するにこんな感じかな・・・
 
 
旧医院
国登録の有形文化財
明治時代の建物・・・って
言ってたかな・・・
ちと、忘れました

 
11:20 芭蕉句碑
山賊(やまがつ)のおとがいとずる葎(むぐら)かな
甲斐の山は夏草が生い茂る山道で
口を閉じて歩かないと夏草の穂が口の中に
入ってしまうよ・・・って句だそうです
深川の芭蕉庵が焼失し半年ほど
初狩に住む姉を頼って
住んでいたそうです
 
私は夏草の生い茂る山には住んで
おりませんが
ず~~っとぺらぺらとしゃべっているので
時々虫が口の中に入ってきます
母ちゃんのおとがいとずる夏の虫ってか笑笑


中初狩宿
本陣 1軒
脇本陣1軒
旅籠 25軒
下初狩宿と合宿で問屋業務は半月づつ分けて
行っていた
 
11:30 小林本陣跡
明治天皇はここ旧本陣で
ご休息をとったそうです

 
11:40 ここら辺で雨、降ってきました
皆さん、雨具を着用・・・
私、バス降りた時、めちゃいい天気だったので
バスの中に雨具、置いてきちゃった
傘は持っていたので
傘さしました
街道歩きは、傘の使用禁止です
大勢で歩くので
傘さし歩きは危険ですから・・・
やむおえず、傘をさすときは
列の1番最後を歩くお約束になっております
 
 

 
そんで、皆さん雨具をつけて
街道を少し離れて、こんな山道を向かった先は

 
11:50 小山田信茂首塚です
 

いやいや、まさに大河ドラマで甲斐武田勝頼の最後が
放送されてましたね
 
勝頼が最後に逃げ込もうとした
岩殿城主小山田信茂が
勝頼を裏切り信長に寝返ったために
勝頼は自害することに
なったようです
 
そんでね
小山田信茂は信長に褒めて
もらえると思ったら
 
信長さんは
君主を裏切るとは
なんたることかぁ~~
って、小山田さん斬首されちゃったのよ
 
家臣の方々が
ここに首を持ち帰って
葬ったそうです
 
小山田さんのこと
ドラマでは描かれてなかったけど
勝頼の最後の放送を見て
お参りした
この首塚を思いました

 
笹子川にかかる船石橋を渡ります

 
12:05 船石碑銘
親鸞聖人が船形の石に座って
説法を行ったところ

 
雨は上がりましたが
蒸し暑い中を歩きます
旧街道は中央自動車道が作られたため
残されておらず
こんな舗装された今どきの道を歩いております

 
滝子川沿いを歩くと

 
12:30 白野の一里塚跡
江戸日本橋より26里目
傍らにかわいらしい男女の道祖神がありました


 
12:32 白野宿
本陣1軒
脇本陣 1軒 
旅篭 4軒
白野宿・阿弥陀海道宿・黒野田宿を1宿とし
3宿で問屋業務を交代で行っていた



古い常夜灯があり
左江戸道との表記ありました
この部分は江戸時代からの物とのこと
 



13:00 お昼ご飯会場までバス移動
やっとお昼ご飯です
 
8時新宿駅集合となると
私は、最寄りの駅を
5時30分に乗らなくてはいけません
かなり早起きをしなくてはならないのです
 
午前中バスを降りてからおよそ3時間
歩きましたが
お腹ペコペコです
かつ定食おいしかったです
 
午後の街道歩きの力が湧きました
 


14:00 子神社(ねじんじゃ)
白野村の鎮守



14:15 鬼の立石
桃太郎伝説の中で、
鬼が投げつけた立石が中央本線脇に突き刺さっていました。



14:30 親鸞上人念仏供養塚
親鸞が毒蛇を成仏させて話が
残っています
 


この村に美人だけれども、
性格の悪い娘がいて
ついには毒蛇となり沼に住み着き
夜な夜な現れては、
里人を悩ませたそうです
 
そこで、親鸞聖人が南無阿弥陀仏を石に書き
沼に投げ込み
毒蛇になった娘を
成仏させたと言う
お話が残っているそうです
 
この石碑の下に
南無阿弥陀仏と書いた石も埋められいると
講師の先生は言ってました。
 
美人でも性格悪くちゃねー
ブスでも、心根の優しい娘がいいわ笑笑
 


 稲村神社
境内には、1つの根から3番の幹か
そびえる大杉がありました

しばらく歩くと

 
娘が蛇になり住みついたという
葦の池の碑がありました。
今は、草だらけの低地



笹子川を渡り
 
阿弥陀海道宿に入ります
 
本陣 1軒
脇本陣 1軒
旅籠 4軒
 
宿の南に阿弥陀堂があったため
宿の名前が阿弥陀海道となったそうです

 
15:00 阿弥陀堂跡
宿場の名前の由来ともなった阿弥陀堂
奈良時代、笹子峠にいる悪霊を鎮めようと
名僧行基がこの地に堂を建てたとのこと
今は石碑が残るのみ



 笹一酒造
大正8年創業
銘酒「笹一」の蔵元
 


この蔵元、
前回の街道歩きでも、立ち寄りました。
前回は酒粕入りのソフトクリームを
食べましたが、
今回は、酒粕入りかき氷にしてみました。
蒸し暑い中歩いて来ましたので
ふんわりとお酒のかおる
かき氷が体に沁みました。
うまし・うまし
 


前回父ちゃんにお土産で買って行った
生酒!
今回も買いました。
一本だと、父ちゃんに飲まれてしまうので
私の分も確保です。
 


16:00 笠懸地蔵
大飢饉や農作物不作による餓死など
領民に襲う苦しみを心願して1855年に創建されたもの
なんか古いお地蔵さんでした
雨ざらしがかわいそうな感じ・・・
 
 
黒野田宿
本陣 1軒
脇本陣 1軒
旅籠 14軒
笹子峠の麓の宿場で参勤交代の殿様たちも
この宿場に泊まることが多かった
 
天野本陣跡
明治天皇も宿泊されています

 
旧黒野田橋を渡ります
 
 
黒野田の一里塚
江戸日本橋より25里と表記してありますが
江戸より実質27里目と
街道歩き本には書いてあります

 
この日の街道歩き
ここよりちょっと先まで歩き
終了となりました
 
次回は甲州街道の難所
笹子峠超えになります
そして、次回から
1泊2日の行程になります
 
8月の街道歩きはなく
次回は9月となります
 
体力保持しておかなくては・・・
 
名物 笹子餅
難所笹子峠の茶屋で峠の力餅として
評判だったそうです
 
今は、黒野田宿で買うことが
できました
 



街道の名物
食べつくす目標もあるので
とりあえずの10個・・・
 
小ぶりの餅だったので
あっという間に
食べつくしました
 
美味かった・・・
 
 


 
 
 

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