雷とからっ風 義理人情!上州かあちゃんの毎日

赤城おろしの冷たいからっ風にも、日本一暑い夏の日にもめげず
頑張る上州かあちゃんの日記です

一千年の歴史 伝統の祭り 相馬野馬追

2024-05-28 10:23:25 | 東北
5月24日 宮城県仙台
5月25日 岩手県平泉を旅して
26日には相馬野馬追を見るために
福島県に行きました
 
相馬野馬追は一千有余年の昔、相馬氏の祖といわれている平将門が下総国(千葉県北西部)に野馬を放ち、敵兵に見立てて軍事訓練を行ったのが始まりと伝えられ、令和6年度からは、毎年5月末の土曜日・日曜日・月曜日、甲冑に身を固めた総勢約400騎の騎馬武者が腰に太刀、背に旗指物をつけて疾走する豪華絢爛で勇壮な時代絵巻を繰り広げる。(相馬市ホームページ)
 
10:00におよそ3キロのお行列を終えて、
雲雀が原に騎馬隊が到着予定であったため
9:30には会場入りして
騎馬隊の到着を待ちました
 
開場では、騎馬隊を待つ間
踊りの披露などもありました
 

お行列】おぎょうれつ

約400騎の騎馬武者達が3キロメートル先の御本陣である雲雀ケ原祭場地を目指し進軍します。
甲冑に身をかため、太刀を帯び、先祖伝来の旗指物を風になびかせながら威風堂々にして豪華絢爛な時代絵巻を繰り広げます。(相馬市ホームページ)

 
 
10:10
騎馬隊の方々が次々に本陣である雲雀が原にやってきます

 
騎乗の方は到着すると軍師の前で馬を止め
おのおの「それがし、どこそこの だれだれです・・・」
と口上を述べます

 
皆さん、前日からいろいろな所で
大きな声で口上を述べているようで
声の枯れている方もいました
 

列の真ん中あたりに
神輿や神社の方がやってきました

 
神輿や神主さんを騎馬隊がまもって行進する
みたいな意味があるのかなぁ~~



今年は最年少5歳
最年長91歳の方が騎乗していると
アナウンスがありました
 
小さなお子様はポニーみたいな
小さな馬に乗っていました
 
 
総勢403騎が3キロのお行列をおえ
集まりました


【甲冑競馬】かっちゅうけいば

正午、陣螺・陣太鼓が鳴り響くと、兜を脱ぎ、白鉢巻を締めた騎馬武者が、砂埃舞う中を人馬一体となり先祖伝来の旗指物をなびかせて、勇壮果敢に疾走します。(相馬市ホームページ)


 
牧場でゆっくり歩く馬や
草を食べる馬は見たことありますが
こんな、がち走る馬は初めて見たわ

 
それぞれの家紋の旗をつけて走るのよ
旗の音がパタパタと、聞こえるのよ
合戦場にはこんな音がしていたのかと
思うとドキドキしました。
すごい迫力でしたよ

 
自分の目で見るのが1番
なんですけどさぁ~~
なんか、良い写真が撮りたくて
ず~~とアイフォン構えちゃった

 
野馬追ってテレビ放送で何度か見たことあるけど
やっぱり目の前で走る馬には興奮しました
人を乗せないで疾走してしまう馬などもいて
4周くらい1頭で走ってた馬もいるし
逆走してた馬もいました
そんな時はもちろん競馬は中断するわけで
1頭で走る馬を見ていました
それはそれで、面白かったです
 


【神旗争奪戦】しんきそうだつせん

13時、陣螺を合図に満を持していた数百騎の騎馬武者達が集結し号砲一発、舞い下りる御神旗めがけて突進する様は、正に合戦さながら。
御神旗を手中に収めた騎馬武者には、その武勲を称え惜しみない拍手が送られます。
                    (相馬市ホームページ)

 
1発の号砲から2枚の旗が空より舞い降りてきました
騎馬たちが落ちてくる旗をめがけて走りだします
旗の落下地点を風を読み馬を走らせる姿には
感動しました



観覧料1000円
お席は無料席と有料席があります
せっかくなので、有料席で見ようと思いましたが
チケット売り出されて3日で完売されてしまった様で
手に入らず、無料席で見ました。
 
3日で完売された理由のからくりを
現地で知りました。
有料席、
ツアーの方がたくさんいました。
騎馬行列が到着するまで、
ガラガラだったのに、
ちょうど良い時間になった頃、
様々な旅行会社の旗をもった添乗員さんに連れられて
たくさんの方々がツアー会社で配られたであろう
弁当を持って、やってきました。
そして、あっという間に有料席は、満席になりました
 
 
神旗争奪戦は12回行われます
最後まで見たかったのですが、
この人々の帰りの渋滞にハマったら大変と
終了時間1時間前には
会場をでました。
 


 帰る途中にちょうど、
争奪戦に出場する方々の行列をまじかで見る事が出来ました。
 
この騎手カッコよくない!
 
俳優さんみたいよねぇ
イケメンよぉ〜
素敵だったわぁ〜
 
「画像をブログに使わせて下さい」って、
ご本人に、了解を得ていませんが
使っちゃう!
 
こんなにかっこいいんだもの
ご本人にも画像送って上げたいわぁ
 


帰り道には、牛舎があって、
お仕事を終えた馬達が
休んでいました
綺麗な衣装をつけた馬達も
かっこよかったです。
今回のお祭りで,2名の方が馬に蹴られて
怪我をされていると、ネットニュースで見ました。
近づきすぎは駄目よね
 


帰り道では、仕事を終えた馬達が
一般道をゆうゆうと歩いてます。
車で追い越す訳にもゆかず、
ノロノロとお馬さん達について行きました
 


帰る途中、浜の駅に寄り道する為に
海岸沿いを走りました。



お昼ご飯を、屋台の焼そばだけだったので
美味しい海鮮を食べようと
わざわざ寄り道しましたが、
食堂は14:30で、すでに終わっており
 


屋台で、いしもち・イカの焼物を買って
食べてきました。

 
帰りの高速道路では、
「馬輸送中」のクルマが
私達の前を走っていました。
 
 


 
秋田ナンバーでした。
403頭もの馬が、
南相馬にいるのかと思っていましたが、
近県から、集められているのですねぇ〜
ガッテンです。
お疲れ様でした。
 
野馬追祭り、ずぅ〜っと昔は
5月の4週目の週末に行われていたそうですが、
集客が悪いので、
夏休み中の7月4週目に行われる様になっていたそうです
しかし
ここ数年の暑さに、馬も人も大変だった様で
今年から5月開催に戻したようです
 
昨年は気温35度もあり、
3頭の馬が亡くなっているそうです。
 
この情報は
前夜相馬市内の居酒屋で
食事していた時、地元の方々がお話しているのが
聞こえてきたのです
 
相馬家は鎌倉時代から幕末までお国替えが
なかったので
現在でも総大将は相馬家の子孫がつとめて
いるそうです
 
この居酒屋にその相馬家の総大将がいたみたいで
食事を終えて、会計するとき
レジの人がお知ってくれました
 
えぇ~~
おじさんたちが食事していたけど
そんな情報知らなかったから
まじまじと見てこなかったわぁ~~
残念・・・
 
初めての野馬追・・・
迫力があって楽しめました
会場は、日差しを遮るものが
いっさいありません!
 
大勢の方が観戦しているので、
日傘もさせません。
 
日差しは、強かったですが、
時折吹く初夏の風が心地よく
 
相馬野馬追!
403頭もの美しく飾られた馬や
競馬、合戦などを見られたのは
楽しかったです
二度目はないような気もしますが
 
もし,次に行く機会があったら
日差しよけ対策
クーラーバック持参!
お尻痛くなったので
敷物対策を万全にして行きたいと
思いました
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 




 
 
 
 

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