開元院
東濃地方の曹洞宗の本寺
ご本尊は岐阜県の重要文化財

中山道西の碑
ここから本格的な山道
登り下りが果てしなく続いた山道

秋葉坂三尊
馬頭観音三尊が並ぶ石窟
旅人はここで道中安全を祈ったと言う
現代の私達も3日間の旅の安全と
お天気回復を祈りました

鴨ノ巣一里塚 江戸から95番目
左右とも現存
塚が左右ずれているのが、珍しいとの事
一里塚、画像におさめる時
左右一緒に写真に撮りたいと
いつも思うのですが
いつも撮れない

一里塚を通過して
細くて急な坂を下ると
豪商だった山内喜助屋敷跡に出ました
集落が見えてほっとしました

ほっとしたのもつかの間

またまた急な登坂・・・
絶好調で雨降っとる・・・
そんで、寒い・・・
先月の街道歩き
暑くて汗でびしょびしょだったやん
この日は雨でびしょびしょだよお~~
まじ勘弁だぁ~~

御殿場跡
和宮降嫁の際に休憩所として
御殿が作られたことから
御殿場と呼ばれているそうです
階段を上ると展望台になっていました
雨で、もちろんなんも見えなかった
和宮さま山道でお疲れでしょうから
お休み処で御殿を作ったって・・・
和宮さま
お籠じゃろ・・・
疲れていたのは正直
おつきの方々・・・じゃぁ~~
私は自分の身一つを、ここまで
持ってくるのに精一杯でした
私達もこの御殿場で一休みしましたよ


唄清水
人間も上り下りの山道に
水分休憩大事ですが
荷物を運ぶお馬さんたちとて
水分休憩は大事・・・
ここでお馬さん達も水分休憩です
「馬子唄の響きに波たつ清水かな 五歩」

謡坂の石畳
京都側から来た人は急坂なので
元気をつけるために
唄を歌いながら登って来たんだって・・・
私達は江戸側から歩いているので
石畳を下っております
雨で石畳、濡れてます
滑ります
唄を歌っている場合じゃ~あ
あ~~りませんわ
この石畳は平成になってから整備されたようで
やっぱり昔からの琵琶峠の石畳の情緒には
かないませんでした

七御前キリシタン遺跡
昭和59年道路工事の際
十字架を刻んだ石やマリア像が
発掘され
この地に
多くの隠れキリシタン信者がいたことが
判明したんだって

耳神社
全国的にも珍しい耳の病気に後利益のある神社
お供えしてあるキリを1本借りて
耳に当てるんだって
病気が治ったら、キリをお供えするそうです
小さな神社でした
本当にキリがあった
キリで耳に穴開けて
聞こえを良くしますみたいな意味なのかなぁ~~
と、勝手に解釈しました
今の所、耳の病気はありませんが
年とっても、いつまでもよく聞こえる耳で
ありますように・・・って
手を合わせてきました

牛の鼻欠け坂
京から山道を登ってくると
荷物を積んで登ってきた馬の鼻が
すれて欠けてしまうほどだったってことで
この坂の名前になったとの事
私達にとっては
急な下り坂です
転ばぬように慎重に・・・です
皆さん、無言・・・
歩き友が言ってました
山道を歩くサクサクという皆さんの足音が
好きだと・・・
なんて、感性の豊かな人なのでしょう
私は、
音はもちろん
こんな坂道は景色すら目に入って来ない泣

ここ坂を下りると御嶽宿の長い山道は
終わりました
雨の街道歩き1日目はここで
終わり・・・
2022.10.7 雨
12:30〜17:00まで歩きました