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雷とからっ風 義理人情! 上州かあちゃんの毎日

赤城おろしの冷たいからっ風にも、日本一暑い夏の日にもめげず
頑張る上州かあちゃんの日記です

中山道 御嶽宿 49宿目 2022.10.7

2022-10-10 17:09:15 | 中山道
開元院  
 
東濃地方の曹洞宗の本寺
ご本尊は岐阜県の重要文化財
 
 
 
中山道西の碑
 
ここから本格的な山道
登り下りが果てしなく続いた山道
 


秋葉坂三尊
 
馬頭観音三尊が並ぶ石窟
旅人はここで道中安全を祈ったと言う
 
現代の私達も3日間の旅の安全と
お天気回復を祈りました


 
鴨ノ巣一里塚  江戸から95番目
 
左右とも現存
塚が左右ずれているのが、珍しいとの事
 
一里塚、画像におさめる時
左右一緒に写真に撮りたいと
いつも思うのですが
いつも撮れない
 


一里塚を通過して
細くて急な坂を下ると
豪商だった山内喜助屋敷跡に出ました
集落が見えてほっとしました

 
ほっとしたのもつかの間






またまた急な登坂・・・
絶好調で雨降っとる・・・
そんで、寒い・・・
 
先月の街道歩き
暑くて汗でびしょびしょだったやん
 
この日は雨でびしょびしょだよお~~
まじ勘弁だぁ~~
 
 
 


御殿場跡
 
和宮降嫁の際に休憩所として
御殿が作られたことから
御殿場と呼ばれているそうです
 
階段を上ると展望台になっていました
雨で、もちろんなんも見えなかった
 
和宮さま山道でお疲れでしょうから
お休み処で御殿を作ったって・・・
 
和宮さま
お籠じゃろ・・・
疲れていたのは正直
おつきの方々・・・じゃぁ~~
 
私は自分の身一つを、ここまで
持ってくるのに精一杯でした
 
私達もこの御殿場で一休みしましたよ

 
唄清水
 
人間も上り下りの山道に
水分休憩大事ですが
荷物を運ぶお馬さんたちとて
水分休憩は大事・・・
 
ここでお馬さん達も水分休憩です
 
「馬子唄の響きに波たつ清水かな  五歩」
 

 
謡坂の石畳
 
京都側から来た人は急坂なので
元気をつけるために
唄を歌いながら登って来たんだって・・・
 
私達は江戸側から歩いているので
石畳を下っております
 
雨で石畳、濡れてます
滑ります
唄を歌っている場合じゃ~あ
あ~~りませんわ
 
この石畳は平成になってから整備されたようで
やっぱり昔からの琵琶峠の石畳の情緒には
かないませんでした
 


 
七御前キリシタン遺跡
昭和59年道路工事の際
十字架を刻んだ石やマリア像が
発掘され
 
この地に
多くの隠れキリシタン信者がいたことが
判明したんだって
 

 
耳神社
 
全国的にも珍しい耳の病気に後利益のある神社
お供えしてあるキリを1本借りて
耳に当てるんだって
病気が治ったら、キリをお供えするそうです
 
小さな神社でした
本当にキリがあった
 
キリで耳に穴開けて
聞こえを良くしますみたいな意味なのかなぁ~~
と、勝手に解釈しました
 
今の所、耳の病気はありませんが
年とっても、いつまでもよく聞こえる耳で
ありますように・・・って
手を合わせてきました
 
 
 
牛の鼻欠け坂
 
京から山道を登ってくると
荷物を積んで登ってきた馬の鼻が
すれて欠けてしまうほどだったってことで
この坂の名前になったとの事
 
私達にとっては
急な下り坂です
 
転ばぬように慎重に・・・です
 
皆さん、無言・・・
 
歩き友が言ってました
山道を歩くサクサクという皆さんの足音が
好きだと・・・
 
なんて、感性の豊かな人なのでしょう
私は、
音はもちろん
こんな坂道は景色すら目に入って来ない泣
 



ここ坂を下りると御嶽宿の長い山道は
終わりました
 
雨の街道歩き1日目はここで
終わり・・・
 
 
 2022.10.7 雨
12:30〜17:00まで歩きました
コメント (2)
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