雷とからっ風 義理人情! 上州かあちゃんの毎日

赤城おろしの冷たいからっ風にも、日本一暑い夏の日にもめげず
頑張る上州かあちゃんの日記です

中山道 河渡宿

2022-02-26 14:47:15 | 中山道
小紅の渡し
 
加納宿~河渡宿に向かうには
河渡の渡しと
小紅の渡しの2つがありました
 
表街道だった河渡の渡しは
明治14年に河渡橋がかけられ終了
 
裏街道だった小紅の渡しは
今も現役・・・
 
って、すごくない
今も現役なのよ
 
加納宿に乙津寺があるのですが
毎月弘法大師様の命日には
お参りに行く方がたくさん利用
するそうです
 
そんで、小紅の渡しという
ネーミングはなに・・・
 
諸説あるようです
〇小紅という女船頭がいたから
〇紅を採る草が生えていたから
〇対岸から嫁入りに来た時に、
 川面に顔を映し、紅を刺したから等々
 
いずれにしても、可愛らしい渡しです
 
 

私達、総勢14名
2班に分かれて乗船しますとの事
 
船が2そう来るのかと思ったら
1そうが2往復してくれました
 


船頭さん
カメラを向けたら
マスク外して満面の笑顔
お顔出ししてよかったかしら・・・
 
船からも岐阜城が見えます
なんだか、信長様に見張られている感じよ
 
たぶん、昔の人も
信長さんに見下ろされ
下手な動きはできなかったと思います
 
河渡の渡し
 
こちらは、今、船での渡しはなく
河渡橋がかけられています
 
河川の改修で両岸とも
はっきりとした渡しの場所は
特定できないそうです
 
渡し賃は
荷物が18文 1文50円として900円
人が6文   1文50円として300円
武士は無料
 
武士も金払いないね・・・
 



河渡宿 ごうど宿
 
長良川の渡しによって栄えた宿場
河渡って漢字読めないわ
 
河を渡る宿って
字のまんまの宿場なのね
 
本陣 1
脇本陣 0
旅籠 24
 
美濃16の宿場のなかでは
規模の小さい宿場ですが、川止めの度に
多くの旅人が滞留して賑やかだったようです
 
馬頭観音
 
堤防下にあった馬頭観音
道中家内安全・五穀豊穣
 
 
 
河渡宿は第2次世界大戦による焼失や
長良川河川改修により
宿場の名残はなんもないです
 
たぶんここら辺が
宿場の入り口だったようです
 
 

 
河渡一里塚 江戸から106里
 

 
松下神社
 
河渡宿って
長良川・糸貫川・根尾川が流れ
土地も低かったために、少しの雨で川は増水し
宿場は水浸しになってたみたい
 
そんで
1815年の美濃代官松下さんが
幕府に掛け合う事4年

 
 
河渡宿全域を1・5メートルほど
土盛りしてくれたんだって
そのあとは、水害の心配がなくなったようです
 
そんで、村人が松下代官様の功績に
感謝して松下神社を建立したそうです
 
小さな赤い屋根2つの
可愛らしい神社でした
 

 
神社の裏も土盛りがしてあるのが
わかりましたが
近くの道路を見ても
 
宿場の方が高くなっているのがわかります
 
なんかね、時代劇見てると
お代官様って、悪人ばっかじゃない
 
美濃代官松下さんみたいに、
村人のために働いて
村人に神社を作ってもらえるような
御代官様もいたのね
 
今の時代もさぁ~~
賄賂なっかばっかもらっている
政治家さんもいれば
国民のために
働いてくれてる政治家もいるのよねきっと・・・
 
国民に感謝の神社たてて貰うほどの
働きをしろってゆうのさ・・・
 
 
本田代官所跡
 
 
江戸時代、ここに幕府直轄地があり
代官役所が設置されていたそうです
 
講師の先生
 
このツアー毎回
講師の先生と添乗員さんがついてくれます
 
講師の先生が先頭を歩き
ガイデイングレシーバーで色々説明をしながら
歩いてくれます
 
ここだけの話・・・
って
グログでここだけの話ができるのか
どうかわからんけど
 
ここだけの話
 
この講師先生の良し悪しによって
ツアーの内容が
変わってくるんだなぁ~~
 
 

 
ご自分の世界に入ってしまい
歩いてる間
ず~~っと
ず~~っと
 
小難しい歴史の話なんぞする先生も
いるわけで
 
私なんぞ、頭悪いんだから
どこが、重要で
その宿場のどこが見どころなのか
わからくなるんよね
 
この女の先生は
とても良いです
この先生と京都三条大橋まで
ゴールしたいものですが
 
私は信濃路・美濃路前半が
まだ、歩き終わっていませんので
無理です
 
まあ、いろいろな先生にお会いするのも
楽しみに
 
集合場所で
今日の先生はあたり~~
今日ははずれ~~って
ジャッジするのもまた楽し・・・
ってことで
 
あらあら
街道話から脱線しました
 
河渡宿を出て
美江寺宿向かいます
 
 



樽見鉄道・・・
見えているのはたぶん美江寺駅
 
 
 
コメント (4)
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