雷とからっ風 義理人情!上州かあちゃんの毎日

赤城おろしの冷たいからっ風にも、日本一暑い夏の日にもめげず
頑張る上州かあちゃんの日記です

中山道 番場宿

2022-02-14 22:06:37 | 中山道

番場宿

近江の中山道の中で1番小さい宿場町

四方を山に囲まれています

 

本陣跡 標柱

問屋場跡 標柱

宿場には、こんな風に「○○跡」みたいな

新しい立派な標柱がありました

なんだか、立派すぎて趣がないように

感じましたが

宿場によっては、木の標柱すらなく

本陣はあのあたり・・・

みたいな宿場もあるので

趣なんぞなくても、

ここに本陣があったんだな~~

と、想像できるだけで、有難い・・・

 

蓮華寺 れんげじ

1300年前 聖徳太子が建立

法隆寺と称していた

1333年

足利尊氏におわれ鎌倉を目指して

敗走する

六波羅探題・北条仲時一行432名が

ここで、力尽きて自害した寺です

山門前は除雪されていましたが

432人が自害した本堂前庭は

雪に埋もれていました

 

この時の住職が深く同情して

432名の姓名・年齢を過去帳におさめ

供養の墓碑を建てて冥福を祈ったそうです

 

墓碑は本堂の裏手にあり

この日は雪が多く裏手まで行くことが

出来ませんでした

 

過去帳は重要文化財としてこの寺に

所蔵されており、一般開放も

されているようですが

この日は、コロナ対策で見せてもらうことが

出来ませんでした

 

「番場の忠太郎」という戯曲を書いた

作家の長谷川伸さんは

この過去帳に書かれている

15~16歳の少年将兵の名前に

感銘を受け

忠太郎の故郷を番場にしたのではないか・・・

って、説明してくれた寺の方が言ってました

 

摺り播峠 すりはりとうげ 一里塚

江戸から118番目

さて、摺り播峠を越えますぞぉ~~

名神高速道路わきを

峠に向かいます

 



神明宮

ここらあたりが、摺り播峠の頂上らしい

番場の忠太郎の家も

ここら辺・・・

寒い日でしたが

峠の登坂で身体は暑くなり

皆さん上着、脱いでました

 

登りきったら、下らなければ・・・

落ち葉が湿っていて、滑ります

慎重に・・・

慎重に・・・

昔の旅人は、登山靴とか履いてませんわ

こんな道、どんなふうに

越えたんだろうか

 

途中からは、あまりにも悪路にて

講師の先生

旧中山道のすぐ脇にある

舗装された道を歩いたわけですが

街道を歩くツアーの皆さんは

中山道へのこだわりが強く

なぜに、中山道の旧道を歩かぬ

悪路でも、旧道を歩きたかったと

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ツアー友がおりました

摺り播峠、無事に越えました

鳥居本宿に向かいます

 

瞼の母って・・・

番場の忠太郎って・・・

ほんわか頭の片隅で、聞いたことあるけど

なに???

どんなお話なの???

 

YouTube先生に教えてもらいました

ふぉぇ~~

こういうお話なんだぁ~~

蓮華寺のかた

女優の五代路子さんが「瞼の母」を一人芝居した

ご縁で、毎年、蓮華寺にお参りくださるって

言ってました

境内には、五大路子さんの写真とか

飾られてました

瞼の母 三波春夫

コメント (2)
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