梶の「趣楽独言」

陶芸・家庭菜園・ダンス・碁・蕎麦打ちなど趣味三昧に生きる老人の独り言

農作業

2009年07月12日 | 農場
 昨日は久し振りの筑波の麓での農作業です。6月13日から約一ヶ月ほど経っていますので、草取りが大変かなと思って八郷まで行きました。昨日は雨が降らず、土浦のバイパスからくっきりと筑波山が見えました。最近は雨模様の日に農場に行きましたので、ここから筑波山がくっきりと見れるのは久し振りです。何時ものように農場の近くで筑波山の写真を撮りました。この一ヶ月で水田は稲は大きくなっており、一面緑の絨毯で、もう水面は見えなくなっており、風に稲穂がなびき、日の光で明暗の微妙な文様が出来、それが常に姿を変え、見ていても飽きない風景です。田植をした後の水田の水面の輝きと稲の苗の緑の線の文様とは異なる風景です。その時々で水田は色々な表情を現します。この変化を追うのも楽しみです。

 今年は農場に来る人が少なく、田圃の田植も遅れ、田圃の草取りを行うのが手一杯で、私以外に誰も畑作業はしていません。私は日曜日に行っているダンスの会の会長を今年も続ける事になり、既に5年目になりました。ダンスなどで週末が忙しく、一ヶ月に1回ほどしか農場に行きませんので、畑は一面草だらけです。私が植えたヤーコン、ハヤト瓜、ゴーヤ、山芋や前回救済したサツマイモは何とか草に耐えていますが、それ以外の何も植えていない畑は草がぼうぼうです。ジャガイモもまだ収穫していません。
 ヤーコン、ハヤト瓜、サツマイモは予想していたほどは草が生えていませんでした。4週間目ですのでまだ、それほど草が伸びだしていませんでした。もう、この大きさに成長しますと、草に負けなくなります。ハヤト瓜やサツマイモの蔓がどんどん伸びます。その為に広い空間を必要とします。その為に周りにぎっしりと生えていたセイタカアワダチソウを立釜でなぎ倒すように草を刈りました。草取りをしながら、徐々に空間を広げようと思います。

  草刈前のヤーコン

  草刈後のヤーコン

  草刈前のハヤト瓜

  草刈後のハヤト瓜

  草刈前のサツマイモ

  草刈後のサツマイモ
 山芋は支柱に蔓が絡み、草の影響を受けなくなったと思われますが、根元の草を刈りました。

  草刈前の山芋

  草刈後の山芋
 ゴーヤの蔓は地面を這うものが多いです。市民農園のゴーヤも小まめに蔓をネットに絡ませるようにしています。今回も草の中にゴーヤの蔓が隠れています。周囲の草を立釜で刈る時に何本か蔓を切りました。ゴーヤの周囲の草取りをしながら、蔓をネットに絡ませました。ネットの葉っぱが少し賑やかになりりました。

  草刈前のゴーヤ

  草刈後のゴーヤ
 まだ、畑の中には昨年取り残したネギが残っています。周りは草でネギが何処にあるか分かりませんが、9月になりましたら、植え替え時期ですので、駄目になっていなければ、救済しようと思います。
 水田の稲は分けつし茎の本数も多くなり、大きくなりだしました。これから田圃の水を抜き、中干しに入るそうです。
 畑の作物の収穫を期待したいなら、小まめな管理が重要ですが、筑波の麓での野菜作りはどうしても無理が生じます。農作物は収穫を期待する前に、如何に成長の状態を観察し、手間を掛けるかが重要です。しかし、いくら手間を掛けても収穫は別問題です。後は天候、病虫害の発生等色々な要素に恵まれて初めて収穫が出来るのです。しかし、第一段階の管理が出来なければ、収穫を期待する事は出来ません。必ず、草に負けます。草ぼうぼうの畑を見ると如何するか今後の課題と思います。
 
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 蓼科4 | トップ | 夏野菜 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

農場」カテゴリの最新記事