梶の「趣楽独言」

陶芸・家庭菜園・ダンス・碁・蕎麦打ちなど趣味三昧に生きる老人の独り言

原気呼吸の誘導(4)皮膚の開放(空間との微細密着感)

2008年08月25日 | 呼吸法
 原気呼吸法は脱カルマ瞑想法です。原気呼吸法は体内のエネルギー(気)を空間に放射し、空間のエネルギー(気)を体内に入射する誘導を行うことにより、体内のカルマ(体カルマと心カルマ)を発散させる誘導方法です。この体内のエネルギー(気)の放射と空間のエネルギー(気)の入射は皮膚を通して行われます。皮膚と空間との微細な密着感が重要になります。その為には皮膚を励起状況にし、皮膚表面のエネルギーレベルを高めます。このように書くと何か難しい事を行わなければと思いますが、私達は自然に幼い時から皮膚を励起状態にする事を体験しています。その記憶を思い出せばよいのです。幼い時に太陽がサンサンと降り注ぐ広場の芝生に寝転び、皮膚表面がほんのりと温かくなり、リラックスし、気持ちよくなった体験が有ると思います。その事は体記憶として覚えています。それを思い出すのです。皮膚を励起状態にし、エネルギーレベルが高くなると皮膚表面の温度が上がり、温かさが感じられます。この時に皮膚表面と空間が一体化します。


ここまでの誘導方法の説明は
 7月24日の原気呼吸法の誘導
 7月29日の原気呼吸の誘導(2)原気信認
 8月7日の原気呼吸の誘導(3)意識分画に記載していますので、参照下さい。

 皮膚の開放までの誘導方法を記載します。

①目をつぶって、静かに仰向けに寝て下さい。足は少し開き、手は軽く開き、手の平を上にして下さい。自分がもっともリラックスする位置がよいので、調節して下さい。呼吸は自然の呼吸をして下さい。ヨガのサバーシャナ(死体のポーズ)と同じです。
数分そのままで寝ていますと、呼吸が落ち着きリラックスしてきます。そうしたら②に行きます。
  横に寝ることが出来ない時は、椅子に座って目を瞑って行っていただければと思います。

②原気の信認

 ”万物を微細化すると原子、中性子そして最終的にはエネルギー(気)の渦となり、この宇宙空間にはエネルギー(気)が満ち溢れているな~。”

と思います。これを数回繰り返します。
 この”・・・いるな~.。”が重要です。また、”な~。”と少し延ばすのがよいです。
これが無意識層に呼びかけるのです。けして、”・・・いる。”ではないのです。

③自分の分身の確認
 
 ”自分の体から離れた空間に自分の体から分かれた自分の分身がいるな~。”
 ”自分の全身を覆うように、包み込むように自分の分身がいるな~。”
 ”その分身が自分の体を眺めているな~。”

と思います。これを数回繰り返します。
自分の体が柔らかなエネルギー体のようなもやもやした物に覆われているような感じがします。それが自分の空間にいる分身です。
 この後の誘導は”・・・・”と思うと記載していますが、自分の分身が眺めているように思っていただけると効果的です。

④皮膚と空間との微細な密着感

 ”自分は今、芝生の上に寝そべっているな~”
 ”自分の体に暖かい太陽の光がサンサンと降り注いでいるな~。”
 ”その太陽の光により皮膚の表面が暖かくなるな~。”

と思います。これを繰り返します。
皮膚表面がほんのりと暖かくなり、リラックスした気分になると思います。

先に進みたい方は4月9日のブログを参照下さい。



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