梶の「趣楽独言」

陶芸・家庭菜園・ダンス・碁・蕎麦打ちなど趣味三昧に生きる老人の独り言

日常生活での原気呼吸法の利用(4)観照と観察力

2008年01月14日 | 呼吸法
 原気呼吸法では自分の分身が自分自身を観照するようにエネルギー(気)の誘導を行います。この観照は初めは自分の感覚が粗大で、原気呼吸法で発生した体の反応を何も感じないこと思います。しかし、徐々に体の皮膚表面に現れるむず痒さなど原気呼吸法を行なう事により生じた体の反応を感じるようになります。日々観照を行っている内にその感覚は微細な感覚になるのです。そして、自分の体の中のエネルギー(気)の動きを感じるようになります。そしてこの観照を行うことは自分を取り巻く色々な自然現象や自分が問題意識を持っている物事の本質を感じ取る力に育って行きます。
 このブログでも何回も書いていますが、宇宙を構成する最終的な物質はエネルギー(気)の渦です。原気呼吸法で自分の体のエネルギー(気)を宇宙空間に放射したり、宇宙空間から自分の体にエネルギー(気)を入射する事は、自分のエネルギー(気)と外界のエネルギー(気)を誘導により一体化させることを行っているのです。このような只自分を眺める観照の訓練により、ごく自然にリラックスし、自分の周りの動植物を見た時や気候などの色々な自然現象を見た時に貴方の体に動植物のエネルギー(気)との共鳴が発生し、また、自然現象のエネルギー(気)があなた自身に呼びかけて、貴方の身体の中に外界が発している声が聞こえるのです。また、例えば色々な趣味の分野でもその技法の本質は何かを自問自答している時に只その事を追求する、試行錯誤している内に自然にその解がある時に思い浮かぶのです。
 原気呼吸法の誘導は椅子に座っていても、寝ていても、テレビを見ていても、歩いていても、出来ます。自分が思いついた時にほんの僅かな時間で、断片的に行うことも出来ます。
 放射、入射の誘導方法を記載します。

 ”自分の分身が自分の体の外側に居り、自分の体を眺めているな~。”
 ”自分の分身が自分の体を眺めると皮膚の表面からエネルギー(気)が出て行くな~。”


と思って下さい。自分の全身が思い浮かぶと思います。

 ”全身の皮膚の表面から前後左右にエネルギー(気)が出て行くな~。”

と思って下さい。全身の皮膚の表面から前後左右にエネルギー(気)が出て行くようすが思い浮かぶと思います。
これを繰り返し思って下さい。
次にエネルギー(気)の流れを180度逆転して

  ”体の前後左右の宇宙空間からエネルギー(気)が全身の皮膚の表面に入ってくるな~。”

と思って下さい。これを少しの時間繰り返し思います。全身の皮膚の表面に前後左右からエネルギー(気)が入って来るようすが思い浮かぶと思います。
 次に再度発散を行ないます。この発散、入射を繰り返して下さい。
 この誘導方法の言葉の中で記載しています、
  ”・・・・な~。”
の語尾があなた任せの、無意識な誘導を行う為に重要な言葉です。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 千葉県生涯大学校東葛飾学園... | トップ | 初めての陶芸(40)梶の陶芸... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

呼吸法」カテゴリの最新記事