雨は上がったものの寒い一日、ビニールを囲ったり潅水パイプなどの配管などの作業に追われる。こんな天気だが厚着をして出て行けばじきに汗ばむことになり、途中で一枚脱ぎ、また脱ぎとなる。だから簡単に体温調節できる作業衣をと思っても、モコモコした物を着ると首から脱ぐものとなって着脱が大変となる。一番厄介なのは ヤッケ、この一枚で暖かくほこりや汚れをガードしてくれるが、汗ばむ時は誠に不向き。写真は大まかに潅水パイプを配置する所。
遅れ遅れの農作業、あれもこれもと思ってもこの天気ではする仕事は限られる。とにかくアスパラハウスを囲う作業に入りたいが、その前に残った茎を取る作業をする。こんな作業椅子？に座っての作業だが、メタボの腹をかがめた姿勢は足腰にかなり負担がかかり痛くなる。まあそれでもこの作業も終わり、明日からはハウスを囲い潅水パイプなどの配管の予定である。写真はそんな作業の様子。皆さんはどうしてます？
昨朝気温ー１１℃にも下がり、えらい目にあった。それは凍結してお湯が出なかったことで、水は出たものの妻は炊事選択に苦労した。それでも昼ごろ溶けるだろうと思っていたのだが、午後になっても。うちのはサンジュニアと灯油ボイラーの組み合わせで、午後そのメーカーに相談すると今日５０件の修理要請があって行けるか分からないと。素人判断で凍結していそうなパイプをホカロンつけて毛布で囲ってみる。だがダメで温風ヒーターを付けて全体を暖めること30分、ようやくお湯が出る。うす暗くなるころメーカーの人が寄ってくれて一通り検査して行ったが、本体やシステムには異常はないようで、途中の配管の凍結だろうと。昨夜はほんの少しお湯を出しておいたためか今朝は凍結なし。写真は雪中で餌を探すカシラダカ。
午後からは雪の予報が出ているが、朝は曇りなれど風は無し。しかし寒くて手がかじかむ。ビニール張替業者が来てくれて、たちまち２棟のハウスの張替が終わる。やはり商売人、手慣れたものでてきぱきと作業が進む。そんな様子を見ながら、こんな手筈でやるのかと勉強になった。今度は自分で張ることが出来ればいいなと思うが、写真のようにハウスのてっぺんに立ってビニールを引っ張るなんてことは、到底無理だわな。
アスパラハウスに堆肥を入れて、この耕運機で粗悪な堆肥を細かく粉砕する。二度通ってもガラガラの乾いた堆肥は細かくならず、浮遊する粉じんに苦労しマスクも真っ黒になる。この骨董品のような耕運機は灯油発動機で約５０年使用していて、一発でエンジンもかかり誠に調子がいいのだが。しかし大型の機械にて取扱いに大変で、腰に負担がかかって痛くなる。午後ハウスビニール交換に業者が来てくれ作業始めるが、強風にて上は交換できずに引き上げて行った。明日雪でなければ来ると言うがお天気はどうかな？
暦どうり寒くなった。今迄割合暖かったから一段と寒く感ずる。これが平年並みの陽気なのだろう。アスパラハウスに堆肥を入れ終わる。粗悪な堆肥でゴロゴロしているので、耕運機で細かくしてやる必要がある。ひと手間かかるが仕方がない。段々とビニールを囲えるように仕事は続く。破けたハウスビニールの交換も。
朝起きて一面の雪にびっくり、３センチほど積もっただろうか。特に高い山々は真白く、ことさら東側の南アルプスとその前の山は白く輝いている。そんな中 遅れ遅れの仕事 堆肥運びをするが、風が強くて堆肥が飛散し苦労しながらそれでも半分終わった。写真は夕方の山並み、さらに美しく。
昨日は各地で大雪により被害などが報道されていたが、ここらはわずかに雪も舞ったがじきに雨となり白くはならなかった。しかし近い山々は相当積もったようだ。一転今朝午前2時過ぎ大粒のあられと強風で目を覚ます。破れかけたビニールハウスが心配になって見にも行った。気温も低く道路も凍っていてなかなか溶けず、車はとろとろと安全運転をして渋滞している。写真は白くなった今朝の様子。いよいよ冬らしく、そして風邪にも注意かな。
市田柿の出荷は１週間程前にようやく終わり、その後アスパラガスの作業に入る。茎葉の刈取り、搬出、焼却、草取りをして今日からバーナーで焼く。いつもより残渣が多く残っており、充分焼けたと思っても灰を動かしてみるとまだ残渣が残っている。風が強めで熱い炎と浮遊する灰に苦労し、汗だくになって焼却作業を進める。このバーナーは火力も強くハウスのビニールも焦がしてしまうほどだが、灯油の消費量も多い。今年はおかげに灯油価格も安く、割合気兼ねなく使える。
暖かい日が続く。統計からは昨年１２月は、過去２番目に平均気温が高かったという。今年に入ってからも同じで暖かく、生活するにはうれしい事だが農家としてはあまり進んで行っては困るものが多い。今後予報では冬型気候になるようで期待したい、雪が見たいものだ。写真は霧の朝。
