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「浅生典子&片倉聖デュオリサイタル」

2012年08月14日 08時37分00秒 | 文学
 8月12日は重要なイベントの重なった日でした。
鹿屋リナシティでは「浅生典子&片倉聖デュオリサイタル」が開催され、久保禎の新作曲も披露されました。
 この澄んだ顔が公演の出来を表しているようです。
 以下、久保禎のコメントです。

 昨日8/12開催の「浅生典子&片倉聖デュオリサイタル」はお陰様で無事終了致しました。お二人の集中度の高い熱演に皆様、大変満足して頂けたようです。演奏者、スタッフ、ご支援頂いた方々、そして何よりもご来場頂きました皆様方に主催者一同、心から感謝とお礼を申しあげます。有難うございました。





 ここでは私の2作品が上演され、うち1曲はピアノ演奏で出演しました。
『光の縁』(オーボエ、打楽器、ピアノ)は第26回九州現代音楽祭(2005年)で初演され、第11回ヨンナム国際現代音楽祭(2005・韓国)招待作品としてユナイテッド・ベルリン/ユナイテッド・ウッズ(ドイツ)のメンバーらによって上演されました。みやまの音楽宝箱(2006・みやまコンセール)でも紹介されています。
 
 オーボエは初演に携わって頂いた片倉聖さん、打楽器はジョンズ・ホプキンス大学付属ピーバディ音楽院(アメリカ)を卒業し、鹿屋に一時帰省中の前田啓さん、ピアノパートは私が担当します。
「舞桜図」(ピッコロ、ピアノ)はこの演奏会のために書き下ろした新作。桜をモチーフにしながら日本固有の美を音響で表現してみました。
 ピッコロの浅生典子さん、ピアノの樋園亮さんともどもイメージ豊かで喚起性に富む演奏を披露してくださるはずです。

 写真は久保禎作曲『光の縁』の練習風景。