一昨夜は鹿児島市芸術文化協会と文化にかかわる担い手、行政、市民にとりまして歴史的な一日でした。
鹿児島市芸術文化協会はその前身を市民文化会議と称していまして、1974年2月に機関紙を発行しています。
中央公民館の改修工事に際してその要望を集約すべく結成されました。
その後、芸術文化協会として再出発し、本年度は結成42年目となります。その存在意義のひとつとして市民文化ホール建設が会員一同の悲願でした。各団体がそろって陳情活動し、機関紙の中で(現会報)しかるべき施設の必要性と、無駄にならない規模や要望など取りまとめて集約化し、実現してきました。
そしてついに一昨夜、国民文化祭のおおとりとして、総合芸術というべきオペラが開催されました。(オペラ以外にもたくさんありました) これはストーリィー、作曲、出演者、演奏者、プロデュース、舞台技術などすべて鹿児島の文化を背景に全国に発信できる内容で、興行的にも成功できるツールとして現実に発信できました。
小屋はできても中身が伴うまで時間がかかりましたが、それはある意味当然ですが、着実に鹿児島に独自の文化が芽生えています。
鹿児島の自然・風土・歴史を背景にした日常的な楽しみです。
自信を持って郷土の文化を育て、発展させましょう。
画像は(当日のパンフレットより、表紙とキャスト・スタッフの皆様のお名前及びコーラスメンバー表・オーケストラメンバー表を掲載させていただきました。)