2019年1月29日(火)
「辺の割合が、13 : 12 : 5 で、角度は、67度 23度 90度になる直角三角形があります」と最近、矢野さんに教えてもらったばかりの三角形が九州に出現しました! 見事です!!
実は一昨日の日曜日に芦北へと帰るのに、新幹線を使って新水俣まで行きましたが、熊本を過ぎてほどなくして、遠くにそびえ立つ山を発見して、見えなくなるまで見ていました。
そして、新水俣から実家に帰るのにタクシーに乗って、学生時代に汽車の窓からいつも眺めていた、日章旗がたなびく大きな岩山を左手に眺めたとき、
「山の上にある建物は何ですか」と聞くと、
「露天風呂ですよ」と、運転手さん。
「モノレールに乗って上がるんです」と。
それで私がいろいろと話すうちに、
「車であの岩山の上まで行けますよ」と運転手さんが話すので、
「じゃ~今すぐ連れて行ってもらえますか」と私。
「えっ、まっすぐ帰らなくてもいいんですか!? 本当に行っても良いんですか!?」と。
「いけるんでしたら、是非お願いします!」と言うことになり、一気に頂上へ。
もう思ってもみなかった出来事に、嬉しくて嬉しくて・・。
なにせ、50年前から気になっていた場所でしたから、もう運転手さんを残して私は一人で飛び跳ねて岩場へと行きました。
巨大な磐座です! 海も山も・・眺めは抜群です! いつもの望遠カメラを持っていなかったのがちょっと残念でしたが、まぁ~次の機会にとっておきましょう・・と。
もうコートも要らない小春日和の温かさで、運転手さんを残して30分以上も一人で岩場の空中庭園を楽しんだ私でした。
そして・・
これは超古代葦北王朝を解き明かす手掛かりになると、帰って地理院地図にプロットすると・・。
新幹線から眺めたそそり立つた山で熊本県八代市と宮崎県椎葉村の県境にまたがる国見岳(1739m・)と、津奈木町の重盤岩と、国見山(800m・鹿児島県伊佐市大口)との三点を結ぶと綺麗な直角三角形を描きました。
水平距離は、63.11㎞ 57.63㎞ 26.4㎞ でほぼ 13:12: 5です。
これも偶然なんかではありません。
重盤岩 ・・「運転手さん、なんて読むんですか」と聞くと、「チョウハンガン と読みます」と教えてもらいましたが、この巨大な磐座である重盤岩(ちょうはんがん)が教えるものは、間違いなく超古代葦北王朝を解き明かす手掛かりになりそうです。
又、熊本は日本で有数の眼鏡橋の宝庫で、全国の96パーセントが九州に分布し、その約半数が熊本にあり、津奈木町には、 重盤岩眼鏡橋をはじめ、たくさんの石橋があるとのことです。
古代から間違いなく葦北地方には、石工集団が居た証拠ともなりうるものです。
磐座もですが、石橋にも凄く魅かれるものがあります。
いつの日か、イワクラ学会の武部さんとともにこの葦北、球磨地方の山々へと入って調査をしてみたいと思います。
あらためて故郷葦北の素晴らしさに感動!です。