2018年11月23日(金)
ツアー二日目の朝3:30がホテルロビーでの集合時間でした。
正福寺さんでの勤行が4時からということで、「3時過ぎにはちょっと起きれるかなぁ・・」と不安でしたが、目を覚ましたのが3:20でした。
「なんとか行けそう」と大急ぎで顔も洗わずにロービーへ行くと、大勢の人が集まって居られました。
そして寝静まった温泉町の中心部には円仁像が祀られている湯元から、まだ暗い夜空に白い湯煙がもこもこと上がっていて何とも言えない温泉町ならではの情景がありました。
それをゆっくり眺める時間もなく通り過ぎて、橋を渡って左斜めに灯篭の灯りに照らし出された階段を上がっていったところに正福寺はあります。
前日この町は雨で、星空は望めないだろうと思っていましたが、正福寺の上にはオリオン座が輝いているのが見えました。
皆さんが口々に、「オリオン座だ!」と感激していました。
住職さんによれば、毎朝一人の男性が来られるようになってから、毎日づっと続けて居られるとのことでしたが、真っ先に檀の前に座って居られました。
そっと私がその人影の後ろに座ると次々と人影が増えてきました。
私は数人しか来ないだろうと思っていましたが、部屋は満員の状態になり勤行が始まりました。
護摩の炎とロウソクの灯りだけの情景と、終わってからの講話は、心に染み入るものがありました。
終わって帰る道もまだまだ来た時と何ら変わらぬ暗さのままでした。
・・
ホテルに帰りひと眠りし、朝食を食べてから改めて正福寺さんへと行くと、「ハートがたくさんありますよ」と皆さんに教えてもらいました。
「これ、亀石ですよ」と武部さんも発見!
正福寺さんにはまだまだ隠されたものがありそうでした。
素敵な町に素敵なお寺。
素敵な人達と素晴らしい旅でした。 感謝!しています。