2016年1月25日(月)
兵庫県姫路市の小富士山と兵庫県丹波市春日町の小富士山と、大阪府泉佐野市の小富士山の三点を結ぶと、三辺の距離の割合がおおよそ3:4:5の大矩という直角三角形を描いています。
私は建築業界に身を置いた当初は、貫板を使って、長さが3:4:5の大矩(おおがね)を作って建物の位置だしをする「遣り方」を毎日していた時期がありました。
基準になる点とラインと直角が必ず土木建築の現場では要求されます。
三つの山の共通点は、
小富士山という全く同じ名前である。これは誰が見ても富士山を小さくしたような綺麗な山であるという特徴を言い表しています。
そしてこれらの三つの山は岩山である。
このようなことから推測できるのは、自然の岩山を人工的に整形し、ベンチマークマウンテンとしたと推測できます。
そして、これほどの巨大な大矩を大地に造ったのは何の目的で造られたのかということですが、この大地に巨大な意味あるものを作ったということでしょう。
その一つが、計画通りに造られた巨大な地上絵群でしょう。
そしてそこには、生命の樹からオリオン座や小犬座大犬座などの星座を大地に描きながら、その重要な場所に都や陵墓などの位置決めを行うための基準としたのでしょう。
三つのポイントでは、姫路の小富士山が最重要ポイントを意味しています。
その姫路の小富士山から北北東にある春日の小富士山までの距離は57,03 ㎞
姫路の小富士山から南東に位置する大阪府泉佐野市の小富士山までの距離は76,37 ㎞
春日の小富士山から大阪府泉佐野市の小富士山までの距離は94,52 ㎞ で、その長さの割合は凡そ 3:4:5となっています。
この総長さを3:4:5の割合で計算すると
57,03 ㎞ は 56,99 ㎞ で、現在の距離は310m伸びている(引っ張り)ことになります。
76,37 ㎞ は 75,97 ㎞ で、400m伸びて(引っ張り)います。
94,52 ㎞ は 94,97 ㎞ で、逆に450m縮んで(圧縮)いることになります。
この三辺の長さの伸び縮みを近畿の主要断層と重ね合わせると、見事に符合するようです。
では、その三つの山はいつ頃に造られたのか・・・??
私に聞こえてくるのは、「三万三千年前だ!」と言うことですが・・・。
さぁ・・イワクラ学会の武部さんも謎解きを始められることでしょう。
超古代の日本の歴史の扉が開かれていくことでしょう。
その証拠となるものは、山や磐座や天体の星々が教えてくれることでしょう。
これからますます、ワクワク、ドキドキです!
姫路の小富士山
春日の小富士山