2017年2月13日(月)
11日(土)建国記念の日に、新倉敷駅からレンタカーを借りて、遙照山の両面薬師へと行きました。
本堂左手に平たい石が置かれていましたが、私には大事な方位石であると見えたので、方位をコンパスグラスで計測すると、110度です。
この角度は、みごとに高野山の弘法大師廟の方角を教えていました。
そして、もう一か所はなれたカヤの藪に隠れた場所に立派な方位石がありました。
二重の塔が彫りこまれていて、そこに梵字のウーン難勝仏でしょうか・・。その右側面下には二面の仏様も彫られていました。
難勝仏は、三十日秘仏の十二日仏で、他の仏様より智悲行徳が優れていると云われることでついた名前ということのようですが、
この仏様がここで待って居られたのか・・、翌日12日に行く山について行かれたようです・・。
なんとこの石に刻まれた二重の塔の相輪の上にある石の天に刻まれたラインが教える方位は、261度でお供えの台の側線も261度を教えていました。
この261度方向の山で、大変なドラマが待っていようとは想像だにしませんでした。もうそれは遥かに想像を超えたドラマが待っていようとは・・。
この遙照山から高野山の弘法大師廟までの距離(187.4㎞)と、山口県にある空海様の墓である「真魚の山」までの距離(188.4㎞)はほぼ同距離で、この三点はきれいな二等辺三角形を描きます。
その意味ある二等辺三角形の検証にと出かけましたが、見事にそれを立証する二つの方位石が存在したことに私はただただ感動するばかりでした。