Wトーンの練習というか遊びで,使えるデータを探していたら,
今年の1月4日に行った “朝倉文夫彫塑館” で撮影したのを
思い出しました。あの早稲田の大隈重信像の作者です。
撮影は屋外と屋上は大丈夫ですが,屋内は作品も建物も禁止です。
ここは彫刻と同じくらい,建物と庭の造りが素晴らしくて,
雪の日などにまた訪れたくなる美術館です。
書斎もいい。天井まである本棚のコレクションの背表紙などを
眺めるのも一興です。
こういう時,双眼鏡とかあると拡大画面を得られます♪
50cmの近くも拡大出来るので,老眼の鑑賞にも役立ちます。
美術館のムービーのダイジェスト版もあり,ドローン撮影した
庭もちょっと見ることができます。
群像は背景消去用の塗りをして,そのままだとのっぺりした感じなので,
ざらつき感のノイズを入れ,更にそれを少しボカシています。Wトーンの
設定画面の背景はノイズを入れる前です。その元データもあり。
写真の青年像は同じ作品です。後で背景に月が浮かんでいる
のに後で気づきました。
この前のロダンより感動的です。
編集したことがとてもよく感じられます。
朝倉文夫は人間の彫刻もいいですが,動物がまた素敵でした。
元アトリエの床は,この時は閉じてましたが,
大作のための地下の空間があるそうです。
作品もいいですが,朝倉文夫が設計したという,
この建物がともかく面白い! 建築に興味がない私でも
興奮しました。
和洋がうまく溶け合った建物で,小さいけれど奥深い庭園とともに,
巨大な力のある芸術家のすごさに圧倒されました。