早朝、虫の音を聞きながら、草取りをしていたら
嫁ぐ際、数枚の短冊に書いた俳句を亡き父から貰った事を
思い出した。
この1作は、私の好きな句である。
と書こうとして、探索したら、その短冊が(どこにも)
無い。
お父さん、不甲斐ない娘で、すみません。
以下、私の記憶の父の1作。
「嫁ぎゆく娘
無心に秋草を刈る」
ここにあった! 練馬区立谷原小学校の二宮金次郎像。
これだと,岩の上にずっと座っていて,「戻らないといけない。
サボっていたのがばれてしまう」と気づいて
立ち上がったところのようだ。
9月
オシロイバナ
オオケタデ
デュランタ
珊瑚花
カクトラノオ
オシロイバナを
雨の日も晴れの日も朝昼晩見に行ったが
いつも咲いていなかった(何故なのだろう?)
この空気は、秋である。
近隣のあちことで見かける,赤サビの撮影を続けているシリーズの5回目です。
朽ちていつかは消えていく途中の姿を,人生と重ねて合わせて,感情移入
しながら撮影しています。
ほとんどの画像は,毎朝のポタリングで,自宅を中心とした
半径10キロ以内での撮影です。
昨晩夕食後、
娘がかなりひどく恥ずかしそうに、紙袋を持って来て
(ミスタードーナツが駅前に出来て、一つだけれど
お母さんに買って来た。お父さんはなし)と
ドーナツを一つ差し出した。
(あなたには、何を買ったの?)と聞くと
ハローウィンの可愛いドーナツを見せてくれた。
前回は、近所にケーキ屋さんを見つけたという事で。
二人で見に行き、娘は4個買ってくれた。
この飽食の時代に、なんてつましいプレゼントだろう!
娘が恥ずかしそうに、ささやかなプレゼントを差し出す時。
確か「紙幣」というような題だった女性の詩を思い出す。
女性本人が、誰かからお金を借り、そのお札を月明かりで
清めた後、子供の声がする家に入って行くという清らかな作品である。
娘が高校の頃、私は指輪が欲しく
(一生大事にするから、買って頂戴)と何度も夫に頼んだが
夫は、何故か、指輪は買ってくれなかった。
すると、娘が(私が、お母さんに買ってあげる!)と言い。
バイト代を出し切って、10万以上の指輪を西武で買ってくれた。
以後(娘に指輪を買って貰った!)と数回言う度に。
数万を援助した義母が(私も、出した!)と繰り返したのが
面白かった。
一生一度の豪華なプレゼント、最近のささやかなプレゼント
どちらも、嬉しい。
私は多分、幸せなのだろう。
今朝のポタリングでの撮影です。美術家の家らしいブロック塀に描かれた絵と
その後ろの植物が一致していました。
ツツジは全体のバランスにそぐわないのか省かれてました。
それと,朝陽を浴びた練馬清掃工場。映画の「2001年宇宙の旅」の
謎の長方体のモノリスの雰囲気もあり。
同じ日の同じ時間に,対照的な猫の撮影。
勝手なこちらの思い込みだけど,見た目でどちらが幸で,
どちらが不幸な生き方をしているかを想像して
しまった。思い込みを信じてはいけない……。