Kagechoのネコ的音楽&介護生活

音楽と猫が好きな介護職員の日々の記録。音楽や猫が好きな方、介護関係の仕事をしている方に読んでいただければ幸いでしょう。

二人ぼっち時間(しいなりんご)

2009-06-02 10:07:51 | 日本の音楽
 なにげなくNHKの「みんなのうた」を観ていると…… 
 ちょっと変な曲が流れてる。ネコの人形劇? ドレミの歌? 
 曲名は「二人ぼっち時間」で、歌っているのは、しいなりんご(椎名林檎)。相変わらず、変な曲作るねぇ。ちょっとかわいいけど。そうやって、男心をもてあそぶんだねぇ(笑)。

 6月~7月の間、「みんなのうた」で放送されるらしい。ちょっと昔風というか、ジャズのビッグバンドの演奏みたいな感じ。本人も子供がいるので、子供向けに作った歌みたいですけど。しばらくご無沙汰でしたが、また活動し始めたようです。ドラマの主題歌「ありあまる富」という新曲も出たようですが、そちらはまだ聴いてません。
 この人、音楽のセンスと才能はものすごいものを持っているのですが、ちょっと「ふざけ過ぎ」というか、過激過ぎる面もあって、イマイチでした。「ありあまる富」? タイトルからしてイヤミっぽいし、聴く気にならない(こういう挑発的というか刺激的な言葉を使うのが好きなんだな)。ぼくとしては減点。「二人ぼっち時間」の方がまだ良い。

 機会があったら、聴いてみてくださいぬ。

 椎名林檎 しいなりんご
 NHKみんなのうた 二人ぼっち時間

ネコを差別するなー

2009-06-02 01:27:57 | ネコネタ
 このたび、「ネコネタ」というカテゴリーを新規に設けました。以後、よろしくお願いいたします。(ついでに『今日の音楽』の中から日本のものを抽出して『日本の音楽』というカテゴリーも作りました)

 さて、産経新聞に気になる記事を発見。英国では、犬をはねると罪になるが、ネコをはねても罪にはならない! らしい。なんということだ。ちょっとひどい話じゃないか。
 1988年に制定された道路交通法によると、犬をひいてしまったらその飼い主に住所・氏名を申し出なければならない。飼い主が見あたらない、不明の場合は、警察に届けなければならない。これを怠ると、起訴され罰金刑になる場合があるそうだ。犬の他、馬、牛、ロバ、ラバ、羊、豚、ヤギも対象となる。なのに、ネコは入っていない! 

 英国では、犬の他、法の対象として保護されているのは「人間にとって生活の糧となる家畜」であって、ネコは家畜ではなく単なる「ペット」にすぎないと分類(差別)されている。ネコをひいて、そのまま放置しても、罪には問われないのだ…… ああ、悲しい。

 日本ではどうなのだろう。現実的に考えて、野良猫をひいてしまっても、警察に届け出る人はいないだろうな。うーむ。それでいいか悪いかは別にして。飼い主側の責任もあるし。まあ、飼い猫が車にひかれるケースはほとんどないと思いますが。英国人は動物好きといわれていますが、犬とネコとでは、扱いが全然違うのです。

「ポシャる」の語源

2009-06-02 00:38:05 | 語 学
 NHKのことばおじさんにおもしろい話を教えてもらった。
 「ポシャる」という言葉の語源について。
 もともと日本語で「兜(かぶと)を脱ぐ=降参する」という言い方があり、兜が帽子になり「帽子を脱ぐ(=脱帽)」という形になった。帽子がなぜかフランス語の「シャポー」に替わり、「シャポーを脱ぐ」という形になって「シャポる」になった。そして、逆さ言葉で「シャ」と「ポ」の順番が入れ替わり、「ポシャる」になったんだって。言葉にも歴史があるんですぬー(これは誤字ではありません。わざと『ぬー』と書いてます)。
 RCサクセションの「雨上がりの夜空に」の歌詞の中に出てきます。

 Oh! どうぞ勝手に降ってくれ ポシャるまで
 Ooh! いつまで続くのか 見せてもらうさ…… 

 ぼくはたぶん、この曲で初めて「ポシャる」を聞いたのだと思う。
 
 他にも、「ダフ屋」のダフは「フダ」の逆さ言葉に由来するとか、いろいろためになりましたぬ~。
 ちなみに、ぼくと妻の間では、この「○○ぬ~」という語尾と「ドトールでドトる」という言い方をよく使います。